アイコン 無許可の旅行代理「レックスロードトラベル」代表を逮捕 航空券届けず

警視庁は、代金を支払ったのに、航空券が届かないという相談が東京都に相次 いで寄せられていた問題で、新宿区の旅行会社「レックスロード」(屋号:レックスロードトラベル)の社長、丸岡寿容疑者(49)を都知事の登録を受けずに 旅行業を営んでいたとして、旅行業法違反の疑いで逮捕した。
丸岡社長は、今年4月から7月にかけて、顧客5人に対し、航空券の手配を行うなど、都 知事の登録を受けずに旅行業を営んでいたとして、旅行業法違反の疑いが持たれている。「レックスロード」は、以前は旅行業の登録があり、インターネットな どを通じて営業していたが、経営不振が続き、今年1月に都に廃業届を提出して登録が抹消されていた。

丸岡社長は「旅行業の更新に必要な供託金が工面できず、資金ができるまでという思いで無登録のまま、営業を続けていた」と供述し、容疑を認めているという。
「レックスロード」は、今年7月から8月にかけて顧客から約450人分の航空券の代金、計8800万円を受け取っていたが、航空券を届けていなかったということで、会社と連絡が取れないなどの相談が都に相次いでいたという。

同社に営業窓口として利用されたエイビーロード(リクルート系)の2014年7月22日のHPには
<経緯>
7月11日(金):レックス社をご利用の方より、同社に連絡がとれない旨のお電話をいただき、同社ホームページ上の告知にて業務を停止していることを確認。同社を訪問し実際に業務をおこなっていないことを確認。同社において、2013年10月以降、旅行業の登録が更新されていないことが判明。

7月16日(水):エイビーロードのWEBサイト経由で、レックス社へ7月以降を出発日とする空席照会、
お問合せをされた方、約2000名に対し、弊社より、同社の業務停止の事実、
お支払いに関する注意喚起および状況確認のメールを送信

7月21日(月):上記対象者より返信いただいた結果、110名(7月21日時点)の方の航空券が手配されていない事実を確認。
など掲載されている。
 

[ 2014年12月 1日 ]
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