アイコン 豚肉輸入「差額関税制度」悪用のタックインターフーズ実質経営者逮捕 15億円超免れる

千葉地検は4日、千葉県柏市の輸入食肉卸の「タックインターフーズ」の実質的経営者、佐藤孝志容疑者(65)が、カナダから輸入した豚肉の価格を、税関に偽って申告、「差額関税制度」悪用して、関税15億円あまりを不正に免れていたとして、関税法違反の疑いで逮捕した。
 千葉地検によると、佐藤容疑者は、一昨年まで約1年間にわたり、カナダから豚肉を輸入した際、輸入価格を実際よりも高く税関に申告し、同様の手口で255回にわたり、15億5000万円あまりの関税を不正に免れたとして、関税法違反の疑いが持たれている。

これまで、横浜税関の情報提供をもとに、千葉地検が関係先を捜索するなど捜査を進めていた。

豚肉の輸入をめぐっては、国内の畜産農家の保護などを目的に、「差額関税制度」と呼ばれる制度が設けられ、国の基準価格より安ければ安いほど高額の関税がかけられ、基準価格を超える場合は一定の税率となる。

検察は、佐藤容疑者が豚肉を輸入する際に、関税が最も低くなるよう、1キロあたりの輸入価格を実際よりも数百円高く装って脱税を繰り返していたとみて、ほかにも一連の輸入や手続きに関与した人物がいかないか捜査を進めている。
 検察は、佐藤容疑者が容疑を認めているかどうか明らかにしていない。
以上、
今後、15億円以上を追徴課税されることになり、会社はもつのだろうか。

 

[ 2014年12月 5日 ]
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