アイコン 米シェールガスの「WBHエナジー」経営破綻 今後も破綻続く予想

世界的に原油安が続いていることを受け、アメリカ南部のテキサス州では、シェールオイルやガスの開発を手がけていた「WBHエナジー」が採算が悪化して経営破綻し、今後も関連企業の破綻が続くという見方が出ている。
負債額は約60億円。

原油安の影響でシェールオイルやガスの開発企業が破綻したのは初めてとみられる。
アメリカでは、ここ数年、中東やアジアの原油やガスより割安になるとして、日本企業をはじめシェールオイルやガスの開発に乗り出す企業が相次いでいる。
しかし、昨年7月以降の半年間で、国際的な原油取引の指標となるWTIの先物価格は半分以下に値下がりするなど、経営環境は厳しさを増している。

もともとシェールガス開発は、原油の高騰により、高額な生産コストを吸収できることから開発が始まった。現在の価格では、当然採算割れをきたしており、後発組や資本力に欠ける開発会社の破綻が続くのは必至と見られる。

以上、

原油価格の下落は、世界的な経済の低迷にあるが、数年前まで輸入大国であった産油国のアメリカが、新たなシェールガス・オイルの生産を急拡大させ、これまでも供給過剰状態となっていたことから急落したまでのこと。
今回の原油価格の値下がりにおいて、米国のシェールガス・オイルの生産は、販売価格低迷を受け、増産効果で切り抜ける動きをしており、世界経済が回復過程に入るまで、当面原油価格が上昇することは考えられなくなっている。
また、カナダのオイルサンドから生産される原油が、米メキシコ湾岸の製油所までのパイプラインが完成、供給が始まり、これも価格を抑えることになる。
やはり、欧州と中国の経済成長の低迷の影響は世界経済にとって大きすぎる。

[ 2015年1月 9日 ]
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