当該の６社はまた、「業界内での淘汰は新たな産業にはつきもの。これが現在起きていることで、業界の他メンバーとのやり取りの中で、マウント・ゴックスも問題があることを認めていた」としている。
マウント・ゴックスは２月に入り、「異常な活動」が見られることを理由にビットコインの引き出しの無期限停止を発表していた。
また２３日にはマウント・ゴックスのマーク・カーペレス最高経営責任者（ＣＥＯ）が、仮想通貨の利用促進団「ビットコイン財団」の理事を辞任していた。
以上。

通貨＝国家であり、国家が遊ばせている間はビットコインも成立しようが、干渉しだした場合は、一コロとなる。
すでに、ヤクの決済手段や銃の密売に利用されたり、マフィアのマネーロンダリングに利用されたりしているとされ、国家の目はビットコイン市場が巨大化すればするほど、監視の目は強くなっている。決済手段として、すでに一部ネットショップが利用するなど商売の決済手段としての利用も拡大してきている。しかし、ここにも、国が収納する税金問題が浮上している。中国やロシアではすでに規制が始まっている。

こうした日本のビットコイン取引所の事態に、金融庁「通貨ではない」、財務省「同省の仕事ではない」、総務省「判断する立場にない」と一切関係ないという立場を取っている。それもそうだろう。消費者庁のコメントはないがどうすんだろう。告発されたら警察は動くのだろうか、また、裁判所は対応してくれるのだろうか?
今回のＭｔ．Ｇｏｘの閉鎖は、ビットコインそのものの価値の有無を占うほど危機的状況にある。
しかも、Ｍｔ．Ｇｏｘには１１０万口座もあるとされ、預け入れしている人たちは、このままだと引き出せず、大きな被害をこうむることになる。
同社関係と見られる(最下記の)書面では、約３８０億円(500ドル換算)盗まれたと報告している。しかし、真相は不明であり、他の事業へ預かり金の資金流出、持ち逃げ、暴力団に吸い上げられた可能性も否定できない。

＜これまでのビットコイン相場の推移＞
ビットコイン市場は、ほとんどの利用者が投機目的で投資しており、昨年初め３０～５０ドルで推移していた価格が、夏場にかけ、中国人たちが投資対象にして大量投資を行い大上昇、２０１３年１２月４日にはなんと１,１４７ドルまで上昇した。ところが、その翌日の５日になると、中国人民銀行（中央銀行）が仮想通貨ビットコインについて「金融機関による価格形成や売買、関連商品の保証はできない」と声明を発表した。中国による本格的な規制が始まるとされ、相場は半値以下まで下がった。
本年１月１１日になると、米国ディスカウントネットショップ大手のオーバーストックドットコムが決済手段にビットコインが利用できるようになったと報じられ、再度上昇を続けその後は８００～９００ドルで推移していた。
本年２月の第２週目から再び下がり始めた。Ｍｔ．Ｇｏｘによる引き出しの無期限停止発表などから再び下がり始め、２４日には６００ドル付近まで下がっていた。２５日になると、Ｍｔ．Ｇｏｘの取引所が閉鎖され、１５時２６分には４１６ドルまで激落、その後、上述のとおり、他の取引所の６社が共同声明で「Ｍｔ．Ｇｏｘは単なる経営不振により淘汰されただけだ」と発表したことがニュースで流れ、相場は急回復、２６日午前０時１２分現在５１５ドルまで戻している。

　ビットコイン市場が、あらゆる面で各国が介入できないほど巨大化すれば、それなりの存在意義と価値が生じてこようが、現状は投機対象商品でしかない。

カナダにはATMまであるという。

Ｍｔ．Ｇｏｘの声明
Dear MtGox Customers,
In light of recent news reports and the potential repercussions on MtGox's operations and the market, a decision was taken to close all transactions for the time being in order to protect the site and our users. We will be closely monitoring the situation and will react accordingly.
Best regards,
  MtGox Team
以上、直訳
最近のニュース レポートおよび MtGox の操作と、市場の潜在的な影響に照らして、サイトとユーザーを保護するために、当分の間のすべてのトランザクションを終了する決定がなされました。我々は密接に監視状況とそれに応じて反応します。
よろしくお願いいたします
MtGox チーム

また、ネット上に「Crisis Strategy Draft」（危機戦略案）と題した出処の不明のPDF形式の英文で書かれたファイルがあり、そのファイルにはMt.Gox社のロゴが入っており、Mt.Gox社内部から出されたように見える。
そこには「数年間に渡る(ハッカー)攻撃で、744408BTCが奪われた」「いつ倒産してもおかしくない状況」「バランスの取れていないバランスシート」「MT.GoxはGoxになる」といった衝撃的な内容が記されている。

　以前から、ハッカーからシステムの脆弱性をつかれ集中攻撃を受けている話はあったが、上記数値を計算すると３８０億円(744,408 BTC×500ドル(1BTC)×102円)となる。1BTC800ドル換算では６０７億円に達する。

「Crisis Strategy Draft」
http://ja.scribd.com/doc/209050732/MtGox-Situation-Crisis-Strategy-Draft

参考、「Crisis Strategy Draft」の翻訳機能にての直訳
状況
MtGox お客様は bitcoin によって影響されているいくつかの週間撤退問題彼ら自身で複利計算。公に、MtGox「トランザクション展性」原因盗難の対象となるシステムと何かそれを修正するコア開発者によって行われるために必要な宣言。Gox の回避策ソリューションを批判して最終的に、修正プログラム Blockchain.info によって提供されました。真実は、それが判明、被害が既に行われていた。
この時点で 744,408 BTC 気づかれなかった数年前から展性関連の盗難のために欠けています。
低温貯蔵ホット財布でリークのために一掃されています。現実には MtGox 任意の時点で破産に行くことができるし、確かに会社としてするに値するです。ただし、Bitcoin/ちょうど最近、世間の目で受け入れられている暗号の技術のこのクラスへの公共の認識可能性があります被害置くことができるそれ戻る 5 〜 10 年間と原因政府が迅速かつ厳しく対処します。双曲線諦めて、これかもしれない Bitcoin、末少なくとも公共のほとんどのため。我々 Bitcoin は世界を変える可能性の値とその透明性の原則を信じています。最も重要な影響を受ける MtGox と他の bitcoin ベースの企業の顧客を気します。可能性が高い結果は通常金融損傷は、ローカライズされ、MtGox 安定した機能維持の利点がリスクを上回ることを信じたより大きくなります。これは、isn't もう MtGox を保存することについて。

4部分の戦略
混沌とした状況を回避することを提案します。
1-すぐに負債のパートナーとできるだけ多くの削減します。
実際資産/裁定を使用して新しい硬貨を注入する本からそれらを消去します。通知と選択した Bitcoin の主要なプレーヤーを彼らの助けを求めるを求めてします。MtGox 価格が低く、負債の重要な部分を消去することが可能迅速に行われる必要しますが、あります。注射コインで最も有用な (、exchange を実行する十分な) がいくつかの現金も必要ですフラクショナル リザーブを実行しないようにします。
2-のスイッチを切る MtGox 交換を一時的に （1 月）、リストラを発表し再ブランディング
静的なホームページをたて決め付けられたポスト手紙マーク Karpelès から MtGox CEO を辞任、移行アドバイザーをもたらすと貧しい人々 の組織と技術を理由します。新しい国への移行 （シンガポール？） は役立つかもしれません。
3-プッシュの新しいブランド (準備完了) とコミュニケーションのためのすべての SNS チャネルをリセットします。
Facebook、Twitter などを使用して新しいブランドとさせていただきます一定の更新のコミュニケーションのトーンを変更してすべての進歩に利害関係者に知らせる: 新しいアドバイザー、チームのメンバー、場所、料金体系。我々 は自信を鼓舞する必要があります。
4 - 有能なチームを設定して、サービスの再設計し、コードベースします。
新 CEO、才能のある開発者、および信頼されているビジネス人々、新しいビジネス モデルを確立するために発表します。(財務、マーケティング、戦略、開発者、顧客サポート)。低コスト、収益性の高いビジネスを構築再び理由を与える顧客、利害関係者に私たちの負債を作業の間しばらく （低料金、安定性、等） を滞在します。