アイコン 航空機1分毎に位置情報発信義務化ヘ/ICAO マレーシア航空機の教訓

0202_07.jpg航空機が墜落した際の捜索活動を容易にするため、1分ごとに信号を自動発信する装置の設置が近く世界の全民間航空機に義務付けられる見通しとなった。
この新たな航空機追跡規則は、昨年3月に乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便が失踪し、1年近くが経過した今も発見されていない航空史上最大の謎の1つとなった事件を受けて検討されているもの。

国 連(UN)の専門機関「国際民間航空機関(International Civil Aviation Organization、ICAO)」によると、航空各社で作る作業部会が年内の段階的な導入を目指して策定しており、2日~5日にカナダ・モントリ オール(Montreal)で開催されるICAO会合で構想が発表される。

批准に向けた「最終提案」を半年以内にICAO理事会に提出する計画で、関係筋によれば既に加盟191ヶ国全ての支持を得て、導入は事実上確定しているという。
現行のシステムでは、飛行中の民間航空機をレーダーで追跡しているが、海上や低い高度を飛行中の場合は追跡が不可能となる。
新システムでは、15分ごとに機体の位置を確認し、針路変更や飛行経路からの逸脱など異変が検知された場合には信号の発信間隔を1分ごとに狭める。 
航空各社には、緊急時の当局へのデータ提供が義務付けられる。
以上、AFP

教訓となったようだ。

しかし、マレーシア航空機はどこに消えたんだろう。当時、豪首相が突然、アメリカからの情報ソースとして、燃料とロールスロイスのエンジンの最後の信号の受信時間からしてとんでもなく遠い南極に近い所を探させていたが・・・

また、どうせ協議するのならば、昔の大韓航空機や昨年ウクライナで撃墜されたマレーシア機のようなことが再度起こらないよう、各国が設定した飛行禁止区域、紛争・戦争地域への飛行を多国籍機が飛行することを禁止する統一したルールと進入した場合の飛行機に対する警告装置の導入が必要だろう。

 

[ 2015年2月 2日 ]
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