アイコン エルトン・ジョン ドルチェ&ガッバーナ(D&G)の不買運動展開 体外受精

イタリアのファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナ(D&G)を展開するデザイナーの体外受精に対する発言を巡り、英歌手エルトン・ジョンが、D&G製品のボイコット運動を呼びかけた。両者はソーシャルメディアで非難の応酬を続けている。

発端はD&Gのドミニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナが、イタリア誌パノラマに掲載されたインタビューの中で、体外受精で生まれた子どもを「借り物の」子宮から生まれた「合成児」と形容したことだった。
2人は「化学の子どもはいらない。生命には自然の流れがあり、手を加えてはいけない物事が存在する」と主張、「極めて伝統的な価値観をもつ昔ながらの家族の関係の重要性」を説いている。

この発言に激怒したジョンが15日、D&G製品のボイコットを宣言した。
ジョンは、夫のデービッド・ファーニッシュとの間に体外受精で生まれた2人の子どもがいる。インスタグラムの投稿で「私の可愛い子どもたちを『合成』呼ばわりするとは。
体外受精は、異性愛者にとっても同性愛者にとっても、愛する人たちが子どもを持ちたいという夢をかなえる奇跡だ。よく知りもせず論評する恥を知れ」と嚙み付き、「あなたの古めかしい考え方は、あなたのファッションと同じで時代遅れだ。もう絶対にD&Gは着ない」と宣言した。

一方、ガッバーナは「発言の自由」を強調し、ジョンに対するボイコット運動を呼びかけて対抗した。

ツイッター上ではジョンさんが優勢に立っている。
「D&Gボイコット運動」の「#BoycottDolceGabbana」は、16日午前の時点で3万5000回以上引用された。
これに対してガッバーナが展開する「#boycotteltonjohn」の引用数は1600回にとどまっている。
歌手のリッキー・マーティンやテニスのマルチナ・ナブラチロワといった有名人も相次いでジョンに支持表明した。

対するガッバーナのインスタグラムにも、発言の自由を支持するコメントが集まっている。
報道によれば、ガッバーナがジョンを「ファシスト」と呼んだ一文もあったが、この投稿は間もなく削除された。
「私たちは、民主主義と表現の自由の基本理念を信じている。現実に対する見方を口にしたまでで、他人の選択を批判する意図はなかった」との声明を発表した。

以上、CNN参照
ドルチェ&ガッバーナの負けが確定したようだ。同性愛が認められている欧州でもこのレベルのようだ。女性を口説きまくりやりまくるイタリア男性ならば、ドルチェ&ガッバーナの考え方が大勢を占めているのだろう。

[ 2015年3月18日 ]
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