アイコン 3月の世帯支出最大の下げ▲10.6%、消費者物価指数0.2%程度上昇

総務省が発表した「家計調査」によると、今年3月の家庭の消費支出は、1人暮らしを除く世帯で31万7579円と、物価の変動を除いた実質で前年同月比▲10.6%下回って12ヶ月連続の減少となり、比較可能な平成13年以降で最大の下げ幅となった。

 
二人以上の世帯
    ・消費支出は,1世帯当たり  317,579円
           前年同月比  実質10.6%の減少      前月比(季節調整値)  実質2.4%の増加
                             名目8.1%の減少
    ・消費支出(除く住居等※)は,1世帯当たり  268,171円
           前年同月比  実質9.6%の減少      前月比(季節調整値)  実質2.8%の増加
                             名目7.1%の減少
    ・勤労者世帯の実収入は,1世帯当たり  449,243円
           前年同月比  実質0.3%の減少
                             名目2.5%の増加
 
年平均(前年比 %)
前年同月比※
 
2013
2014
3
【二人以上の世帯】消費支出(実質)
1.0
▲2.9【0.8】
▲10.6【2.4】
消費支出(除く住居等※)(実質)
1.0
▲3.3【▲1.4】
▲9.6【2.8】
【勤労者世帯】
1.0
1.9
2.5
実収入(名目,< >内は実質)
<0.5>
<▲0.7>
<▲0.3>
※【 】内は前月比(季節調整値) %)
 
<消費者物価指数>
今年3月の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた指数が前年同月を2.2%上回り22ヶ月連続上昇した。
日銀の試算では、昨年4月の消費税率の引き上げで全国の消費者物価指数は2%程度押し上げられるとされ、今回、これを当てはめた場合、増税分を除いた上昇率は0.2%程度になったとみられる。
一方、3月の東京都区部での消費者物価指数の速報値は、生鮮食品を除いた指数が前年同月を0.4%上回り24ヶ月連続上昇した。
[ 2015年5月 1日 ]
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