アイコン 中国 株価急落に信用取引規制緩和を打ち出す 上海反応せず

新華社によると、中国証券監督管理委員会(CSRC)は1日夜、証券会社の信用取引業務に課している規制を緩和することを明らかにした。
中国株式市場は最近、急落することが多く、懸念が広がっている。
現行の信用取引制度では、担保比率が130%を下回る場合は担保を追加しなければならないが、CSRCは今回、この要件を撤廃した。
また、信用取引を行う顧客は預かり資産が50万元以上である必要があるが、今後は資産が基準を下回っても取引を継続できる、という。
政府は数週間前まで、信用取引の取り締まりに動いていたが、中国株は過去2週間で20%以上急落しており、規制の緩和に転じた。

中国共産党機関紙の人民日報は2日、中国は安定性を見込んだ透明度の高い株式市場が必要だと指摘した。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で「急激な上昇や下落は正常ではない。安定性を見込んだオープンで透明性のある市場が必要だ」との見解を示した。

以上、

こうした当局などの動きに対して、2日午前9時53分の上海総合指数は、前日比▲13.72Pの4,039.98Pとまったく反応を示していない。
行き場を失った中国守銭奴の資金と海外のヘッジファンド=ハゲタカの資金が共同演出させた昨秋11月から6月12日の5166Pまで株価2.5倍の暴騰、高値から2割減じたところで影響はない。一定の高値を背景にして上場国営企業などが資金調達に向かい、世界でM&Aを加速させる国家戦略の一環だろうか。

[ 2015年7月 2日 ]
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