アイコン 3日韓国MERS 感染者1人増の計184人 昨日に続き三星ソウル病院看護師

国際機関は、韓国のMERS感染拡大は、これまで類を見ない院内感染であり、こうした現象は韓国特有のものであると断定した。

当機関は致死率もラクダから直接感染の場合は40%前後、人から人への感染では21%とアラブ諸国での感染を分析している。アラブでの人から人への発生率は0.6程度と分析している。

こうした韓国だけの原因で広がった感染は、
1、当局の初期対応の問題(6月5日の大統領の発言も含め感染者情報を開示せず隠蔽、外国へも開示しなかった点を挙げている)、
2、病院の感染症者に対する治療対応問題(防護服も付けず、大勢の患者や医療関係者がいる救急病棟で、感染者治療に当たったこと)を挙げている。

その結果、6月14日外来診療を閉鎖したサムスンソウル病院関係の感染者は、急速に納まっているものの、その後潜伏期間とされる14日間が経過しても、7月2日・3日と新たな感染者がサムスンソウル病院の看護師から発生している。
報道によると、サムスンソウル病院では、医療関係者に感染防護服が配布されたのは6月17日だったという。
韓国最高の医療機関であったはずのサムスンソウル病院、今や感染症に対する治療対応力0と評価烙印され、医療関係者・見舞いなどの訪問客・入院患者など多数に対して被害を最大化させてしまっている。
サムスンのような巨額売り上げと利益を稼ぎ出している財閥が、慈善事業として病院経営に当たるならばともかく、収益事業として病院経営に当たれば、こうした結果を招く代表例となってしまった。

2015年7月3日 韓国MERS感染状況 /人
韓国保健福祉部(省)
 
前日比
 
累計
感染者発生数
1
感染者累計数
184
死亡発生数
0
死亡者累計数
33
感染解除
7
解除者累計数
109
感染治療中
42
うち不安定
12
感染者内訳:入院患者82人(44.8%)、家族・見舞客・訪問者64人(35.0%)、医師6名含む医療スタッフ38人(20.2%)。死亡確率17.5%
7月3日の隔離対象者
隔離者累計総数
▲171
現在隔離者数
2,067
これまでの隔離対象者合計16,129人、うち解除者14,062人
3日の新感染者
三星ソウル病院職員 (看護師)
 
[ 2015年7月 3日 ]
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