アイコン 7月の首都圏の分譲マンション13.3%増 7ヶ月ぶり増加 /不動産経済研究所、

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不動産経済研究所が7月の首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県)での新築マンションの販売状況を発表した。
それによると、販売戸数は、前年同月比13.3%増加、7ヶ月ぶりのプラスとなった。
2桁の増加となったのは、神奈川や埼玉で大型のマンションが発売されたことなどが主な要因。

新 築マンションの発売戸数は、建築コストの上昇に伴う販売価格の値上がりで減少傾向が続いていたが、販売価格が上昇するなかでも、交通の便がよい物件を中心 に販売の回復傾向が見られ、特に都心のマンションは、7月も高級マンションが即日完売するなど需要があり、今後も首都圏での発売戸数は増加すると見られ る。

<概要>
発売は13.3%増の4,785戸。大型の新規発売で7ヶ月ぶり増加。
契約率は83.7%の高い契約率。戸当たり、m2単価ともに2ヶ月連続の上昇。 

1、7月の発売は4,785戸、前年同月(4,222戸)比13.3%増、前月(3,503戸)比36.6%増。

2、7月の地域別発売戸数は
東京都区部2,020戸(シェア42.2%)、
都下617戸(同12.9%)、
神奈川県812戸(同17.0%)、
埼玉県814戸(同17.0%)、
千葉県522戸(同10.9%)
となっている。東京都のシェアは55.1%。

3、契約率83.7%、前年同月と同値、前月比では5.0ポイントアップ。
  ’15年6月78.7%、5月71.1%、4月75.5%、3月79.6%、2月74.5%、1月74.9%、’14年12月69.9%、11月78.4%、10月63.3%、9月71.6%、8月69.6%、7月83.7%。

4、7月の地域別契約率は、
都区部83.4%、
都下83.5%、
神奈川県83.3%、
埼玉県82.2%、
千葉県87.9%である。
 
5、1戸当り価格は5,953万円、1m2当り単価は85.0万円。
    前年同月比で戸当り421万円(7.6%)のアップ、m2単価は7.9万円(10.2%)アップしている。
 
6、7月の地域別平均価格、1m2当り分譲単価は以下のとおり。
東京都区部7,984万円、119.9万円(27.9%アップ、34.6%アップ)、
都下4,301万円、57.5万円(23.7%ダウン、24.3%ダウン)、
神奈川県5,887万円、82.6万円(28.1%アップ、28.7%アップ)、
埼玉県3,579万円、49.3万円(14.1%ダウン、15.3%ダウン)、
千葉県3,853万円、53.4万円(7.2%ダウン、1.5%ダウン)。

7、7月の超高層物件(20階以上)は14物件1,722戸(12.3%増)、契約率92.3%(前年同月18物件1,533戸、契約率93.5%)である。

8、7月末現在の翌月繰越販売在庫数は4,984戸で、2015年6月末現在の4,936戸に比べて48戸の増加。2014年7月末残戸数は3,584戸。

9、2015年8月の発売戸数は2,500戸の見込み(’14年8月2,110戸、’13年8月4,145戸、’12年8月2,704戸、’11年8月2,306戸)。
以上、
8月は盆休もあり供給戸数が大幅に落ちるようだ。

[ 2015年8月19日 ]
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