アイコン 不倫サイト「アシュレイ・マディソン」全情報流出 日本180万人含む3300万人分

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カナダの世界最大の既婚者不倫サイト「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」「人生一度。不倫をしましょう」
アシュレイ・マディソンは、ハッカー集団「インパクトチーム(Impact Team)」から7月に、サイトを閉鎖しなければ、全情報を流すと一部を流し脅迫を受けていたが、予告どおり、ほぼ会員全員の登録した個人情報などがウェブサイト上に公開された。

不倫専用の出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」のユーザー約3300万人の個人情報が18日、ハッカー集団によって「ダークウェブ(Dark Web)」と呼ばれる匿名化技術を利用したウェブサイト上に公開された。米誌ワイヤード(Wired)が伝えた。

「アシュレイ・マディソン」は、カナダのアビッドライフメディア(Avid Life Media、ALM)が運営する出会い系サイト。
「人生一度。不倫をしましょう」という宣伝文句で知られ、不倫を希望する人々をマッチングするサービスを提供している。

ワイヤードによると、今回ダークウェブ上に公開された9.7ギガバイトのデータには、「アシュレイ・マディソン」に登録している会員の氏名、住所、好み、性癖などから数百万回分の支払い情報やメールアドレス、電話番号、クレジットカード番号の下4桁に至るまで公開されているという。 

ワイヤードは、同ハッカー集団が、同サイトを「直ちに、永久に」閉鎖させるため脅迫を実行に移したとの見方を伝えている。

「インパクトチーム」は18日に公開されたデータの中で「われわれは、ALMとそのメンバーの不正や詐欺行為、愚行をこれまで説明してきた。今や、誰でも彼らのデータを見られるようになった」と述べているという。

ワイヤードによれば、公開されたメールアドレスのうち、約1万5000人分は、政府や軍のドメインだったという。

「アシュレイ・マディソン(Ashley Madison)」には、世界で3800万人の会員がいるとされ、日本の会員は約180万人という。
ロイター通信によると、米連邦捜査局(FBI)が捜査を始めたという。

 

[ 2015年8月20日 ]
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