アイコン 倒産危機VW 問題の1100万台リコールへ 世界主要国の販売推移グラフ

スポンサード リンク

ドイツ有力誌シュピーゲル誌が27日、フォルクスワーゲン(VW)は27日、違法ソフトウエアにより排ガス規制を不正に逃れていた問題で、問題車両の1100万台について、数週間以内にリコール(無料の回収・修理)を始める検討に入ったとが報じた。
回収、修理に伴う費用がVWの収益、財務に打撃を与えそう。VWが2007年時点で違法性を認識していた疑いも浮上、組織ぐるみで不正に手を染めていた疑いが強まっている。

南 ドイツ新聞(電子版)は27日、VWによるディーゼル車排ガス不正問題について、ドイツでは280万台の不正車を法規に適合するよう改修する費用は1台当 たり100~200ユーロ(1万3500~2万7000円/134円)と、VWが見積もっていると報じた。合計すると、費用は最大5億6000万ユーロ (756億円)程度となる。

スポンサード リンク

世界では、単純計算で11億から22億ユーロ(円換算1400億~2800億円/134円)となる。

問題は違法ソフト部分を削除したとして、その後、常時触媒機器が稼動することから燃費や動力性能がどうなるかが問題となる。それ以前に、違法ソフトを組み込んでいないBMW車の走行検査で11倍となったことに見れるように、問題ソフト部分を削除したとして、走行状態でNOx規制基準値を下回ることができるかの問題も控えている。
米国では購入者の集団品外芭蕉請求訴訟も各地ですでに起きている。

2009年から2015年上半期までに販売されたVW-Gの販売車両総数は5560万台、そのうちの1100万台となる。特に欧州ではディーゼル車の需要が高い。同社ではVWブランドは1100万台のうち500万台だとしている。傘下企業に対してエンジンなどのユニットを旧式ゆえに大量に回していたのだろうか。



0928_10.jpg

[ 2015年9月28日 ]
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ