アイコン 倒産危機VW 欧州で販売停止相次ぐ スペイン、イタリア、オランダなど

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スイスで販売停止となったVW問題車、販売停止はスペイン、イタリア、オランダ、ベルギーへと広がっている。
米排ガス検査で不正を認めたドイツの自動車大手、フォルクスワーゲンは近く排気システムの修理について発表する。
欧州では同社のディーゼルエンジン搭載車の販売停止を決定する国が相次いでいる。
該当するディーゼルエンジンを搭載したフォルクスワーゲン(VW)車は、既報のスイスのほか、スペイン、イタリア、オランダ、ベルギーで販売停止となった。
スウェーデンの検察当局は、不正疑惑で捜査に踏み切る方向で検討している。
VWはすでに販売されたディーゼル車について、修理のための手続きについて顧客に通知する意向だという。
排ガス検査での不正を公に認めてから2週間近くが経過したが、VWはいまだに該当するモデルと市場の包括的な内訳を発表していない。
疑惑が深刻化するなかで小出しにされる情報によると、
世界で最大1100万台が対象となることが分かっている。

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これには
VWブランド500万台、
アウディブランド210万台、
シュコダブランド120万台
の計830万台が含まれる。
VWは顧客への通知手段として、各国でユーザーがチェックできるようウェブサイトの設置を検討している。不祥事の起点となった米国ではすでに、サイトを設置済み。
以上、

スイスでは対象車の販売停止措置を取り、国内の18万台が影響するという。ということは、問題車の中古車販売もできないことになり、中古車業界は大損することになる。たとえ、リコールしてプログラムを修正しても、今度は、走行時、触媒機器を機能させ負荷がかかることから燃費や動力性能に影響し、中古車価値が大きく下がることになる。
こうした損害について、問題車を販売している各国の独立系中古車販売会社から訴訟が起こされるものと見られる。
西欧や北欧は環境問題に煩く、ドイツも煩い方だったが、自動車立国でもあり自動車産業だけは別格だったようだ。業界と政府が手に手を取り、環境問題の改善を目指すEUに対して、超保守的な立場をとっていたことが、既に報道機関により暴露されている。
そうしたドイツは環境派住民も多く、今、(実際はしばらくないが)総選挙でもあれば、CDUメルケル政権は敗北、環境派議員がさらに台頭するものと見られる。
 

[ 2015年9月30日 ]
 

 

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