倒産危機VW ブランド別の問題車両数 スペイン「セアト」70万台 商用車180万台
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フォルクスワーゲングループは、問題車両は1100万台と公表しているが、ブランド別には、
「フォルクスワーゲン」約500万台、
「アウディ」約210万台、
「シュコダ」(チェコ)約120万台
「セアト」(スペイン)約70万台
これまでに以上の計900万台が公表されている。
また、商用車への搭載として180万台も報告されている。これはVW商用車部門会社分なのか、各ブランドの商用車に含むものか不明。
180万台を「VW商用車部門会社」分とした場合、合計1080万台となり、ほぼ1100万台の公表数値となる。
VWは29日、ホームページに声明を発表し、不正なソフトウエアが搭載されている車種の顧客に対して、「短期間で修理が可能なことを、今後、数週間から数ヶ月かけて伝える」と明らかにした。
さらに、該当する国ごとに修理の状況などを顧客に説明する専用のウェブサイトを、今後立ち上げるとしていて、世界各国で調査が行われるなど、影響が広がるなかで、顧客の不安を取り除きたいねらいがあるものとみられる。米国では既に専用のHPを立ち上げている。
リコールは、プログラム変更だけであり作業は簡単、しかし、変更により動力性能などが落ちるとされており、環境問題は解決?したとしても顧客との問題が次の問題として残る。
<参考>VW-G傘下の自動車メーカーは12社ある。
VW-G 2014年各社販売台数
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|
/万台
|
シェア
|
VW
|
612
|
60.4%
|
Audi
|
176
|
17.4%
|
ポルシェ
|
19
|
1.9%
|
シュコダ
|
104
|
10.3%
|
セアト
|
39
|
3.8%
|
MAN
|
12
|
1.2%
|
スカニア
|
8
|
0.8%
|
VW商用(傘下企業)
|
44
|
4.3%
|
|
1,014
|
100.0%
|
・同社資料による。
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[ 2015年9月30日 ]
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