アイコン 国交省航空局川村係長汚職 ラスベガス家族旅行切符と現金300万円受領で再逮捕へ

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警視庁は15日にも、羽田空港の格納庫使用を巡る汚職事件で、収賄容疑で逮捕された国土交通省航空局の係長川村竜也容疑者(39)が、業者からさらに現金300万円や米・ラスベガスへの旅費(数十万円)を受け取った疑いが強まり、収賄容疑で再逮捕する方針。
贈賄容疑で逮捕された航空機整備会社元社長の伊集院実容疑者(61)についても贈賄容疑で再逮捕する。
川村容疑者は昨年、伊集院容疑者の会社の格納庫使用に関し、契約が更新できるよう取りはからった見返りとして、300万円を受け取ったほか、家族でラスベガスに旅行した際の費用を負担させた疑いがある。
伊集院容疑者は宅配便を使い、現金を100万円単位で複数回、川村容疑者に送っていたという。

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警視庁によると、同社は2012年、羽田空港の格納庫を取得。ビジネスジェットの格納庫としては「羽田で唯一」とうたい、事業を始めた。
だが、年間約1億円の土地使用料を滞納。昨年も滞り、国交省は使用料を支払うよう督促していたが、川村容疑者が「支払う意思はある」などと省内で働きかけ、使用を継続させたという。

警視庁は9月24日、羽田空港の格納庫使用権をめぐり、格納庫管理会社のWing or Life(金沢市)社長の金澤星(61歳、韓国籍)を贈賄容疑で、便宜を図り謝礼に金容疑者から50万円頂戴した国交省航空局係長の川村竜也容疑者(39歳)を収賄容疑で逮捕していた。
やはり50万円だけではなかった。

[ 2015年10月15日 ]
 

 

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