アイコン 339年前延宝4年創業の(株)大内屋(仙台)/廃業へ

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仙台市の大内屋は時代の流れに付いて行けず、創業339年の幕を降ろす。

同社は、創業当時呉服店からスタート、婦人洋服飾品店、今では女性用インナーや女性用装飾品を扱う店舗に変貌してきた。以前は14店舗を構え30億円以上の売上高を計上していたが、今では2店舗だけとなり、売上高も11億円までに減少している。

経 営は、出店攻勢当時の借入金が残り、店舗閉鎖における累積赤字も大きく、経営不振に陥っていた。そうしたところに復興バブルで本店地価が急上昇、借入金の 返済もできることから廃業するか継続するか12代目の当主は検討した。結果、先行きを見通せないことから、このたび廃業を選択した。同社は多くのビルも所 有している。

本店地の不動産売却により、当地一帯は再開発がスタートするものと見られる。場所は、地下鉄青葉通一番町駅にも近く、近隣にはデパートの藤崎など商業施設が集積、日銀などもある。

女性服飾用品は、地域の競合店舗だけの顧客争奪戦ではなく、目に見えないネット販売勢が台頭してきており、商業施設での販売不振の原因にもなりつつある。

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社 名
株式会社大内屋
代表者
取締役社長 大内友幸
所在地
本店 宮城県仙台市青葉区一番町三丁目512
事業内容
小売業(専門店)
取扱商品
ランジェリー、ファンデーション、レッグ、婦人服、服飾、スポーツインナー、雑貨など
創 業
1676(延宝4)
設 立
1960(S35)1019
資本金
4,800万円
年商額
1133百万円(201410月)
店舗数
実店舗2店舗 20158月現在
従業員数  
75名(社員 40名、パート 9名、派遣 26名) 201410月現在
主要取引先
株式会社ワコール
 
トリンプインターナショナルジャパン株式会社
 
アツギ株式会社
 
株式会社ワコール ウイング事業部
 
株式会社カドリールインターナショナルキッドブルー事業部
 
株式会社日比谷花壇
 
グンゼ株式会社
 
株式会社お世話や
 
株式会社ナルエー
 
株式会社美匠
 
株式会社エトワール海渡
 
株式会社シバタ
 
三志繊維株式会社
 
ゴールドフラッグ株式会社
 
有限会社ゼファー
 
株式会社 エスポール
 
島崎株式会社
 
砂山靴下 株式会社
 
福助株式会社
 
株式会社サック
 
株式会社ルックイン
 
株式会社ステータス

 

[ 2015年12月10日 ]
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