日銀 国債残高の３割突破 ３１５兆円／９月末
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国債残高１０４０兆円（過去サイコー)
所有内訳
１、日銀：３１５兆円（30.3％）
２、ゆうちょ含む民間金融機関：２５６兆円（24.6％）
３、海外政府や金融機関：１０２兆円（9.8％）
大規模な金融緩和の下で日銀が大量の国債を買い入れていることから、国債の残高のうち日銀が保有する割合が初めて３割を超えた。
日銀が３ヶ月に１度公表している「資金循環統計」によると、今年９月末時点での国債の残高は、過去最高の１０４０兆円となった。
このうち、日銀の保有残高は前年同月比３５％増の３１５兆円となり、全体の３０．３％を占め、初めて３割を超えた。
一方、ゆうちょ銀行を含む民間の銀行が保有する国債の残高は２５６兆円と前年同月から▲６％余り減少した。
日銀は、大規模な金融緩和の下で年間８０兆円のペースで国債の買い入れを進めている。民間の銀行は日銀から保有する国債を吐き出させられ、日銀が購入し続けており、手持ち国債が減少している。今年の６月末時点に続いて、日銀が保有する額が民間を上回っている。
また、海外の政府や金融機関が保有する国債の残高は、円安を背景に円の調達コストが低く推移していることなどから、前年同月比で約１６％多い１０２兆円となり、初めて１００兆円を超えた。
以上、
日銀が、金融機関が所有する国債を売却させ購入、金融機関は国債の減少分だけ山のようにキャッシュを持ったが、借り入れ側の企業に投資意欲はなく、２０東京五輪めがけて地価上昇中の不動産セクターに貸し付けることが関の山となっている。今後とも主要大都市の地価は上昇することになる。
借金漬けのＮＩＰＰＮ
[ 2015年12月17日 ]
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