アイコン 多摩信金 八王子市のプレミアム商品券を職員に優先販売 行列の人買えず

スポンサード リンク

東京都立川市に本店がある多摩信用金庫の8つの支店が、東京都八王子市のプレミアム商品券150万円分余りを行列に並んでいた人たちに公平に販売せず、職員50人以上や顧客に優先的に販売していたことが分かり、八王子市は近く抗議することにしている。
八王子市は、5000円で購入すれば6000円分の買い物ができるプレミアム商品券を3万500セット用意し、今月15日から市内の金融機関などに委託して第2次の販売を始めた。

購入は先着順で、このうち多摩信用金庫の大和田支店では400セットを用意し、1世帯5セットまで買えることから少なくとも80世帯の80人は購入できたはずだが、70人しか買えなかった。
このため、多摩信金が調査したところ、大和田支店を含む市内8つの支店でプレミアム商品券合わせて302セット、購入金額で151万円分を職員56人や顧客5人に優先的に販売していたことが分かったという。
多摩信金は、購入した職員のうち9人は限度を超える5セット以上を購入していて、中には「知人に頼まれた」として、25セットも購入した職員がいたという。
多摩信金は302セットの商品券のうち、まだ使われていない260セットを回収して市に返したほか、すでに使われた商品券や顧客に販売した42セット分については、上乗せの1000円分、合わせて4万2000円を返金するという。

多摩信金は「6月の1次販売の際に商品券が売れ残ったため2次販売も売れ残るとみて職員や顧客に優先的に販売した」と説明していて、「市民の皆様や関係先にご迷惑をおかけしたことを深く反省し、おわび申し上げます。関与した職員を厳正に処分する方針です」と話しているという。
 八王子市は公平な販売が行われていなかったとして、近く多摩信金に抗議するとしている。
八王子市は、今年6月の1次販売の際、市内の全世帯に整理券を郵送して全世帯の半数近くが購入するという予測のもと、約13万3000セットのプレミアム商品券を用意し、1世帯1セット限定で販売した。

ところが、3万500セットが売れ残ったため、残った分の販売を2次販売として、今月15日から先着順で始めていた。
市によると、2次販売の3万500セットはその日のうちに完売し、購入できなかった人から市に問い合わせが相次いだという。
以上、報道

こうしたことが、全国の自治体で発生しているのだろう。

[ 2015年7月29日 ]
スポンサード リンク

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 
JCNET注目記事!
PR いま建設業界の求人が急増中、当サイトおすすめのワークポートが便利です。


PICK UP

↑トップへ