アイコン 平戸の観光ホテル(有)旗松亭(長崎)/民事再生申請 負債額約22億円

国 際観光ホテルの(有)旗松亭(長崎県平戸市大久保町2520、代表:木下隆靖)は1月29日、申請処理を吉岡隆典弁護士(電話092-712-0266) に一任して、長崎地裁佐世保支部へ民事再生法の適用申請をした。監督員には、山元昭則弁護士(電話0956-22-0436)が選任されている。

負債額は約22億円。

同 社は昭和24年に創業、昭和32年に旅館「米乃屋」を開業、昭和44年8月国際観光ホテル「旗松亭」をオープンした。客室数90室のほか、レストラン、大 宴会場、屋上露天風呂やパノラマ展望大浴場などあり、昭和天皇をはじめとする皇族方もご宿泊、平戸地区トップクラスのホテルで、修学旅行客も多く訪れ、以 前は約11億の売上高を計上していた。

 しかし、少子化や修学旅行客の減少、景気低迷により観光客は減り、金融機関からの借入金も大きく資金繰りは悪化していた。銀行もその債権を債権回収会社に売り払い、信用不安も生じていた。

平成27年1月期には、約5億8千万円まで売上高が落ち込み、その後もアベノミクス効果などなく集客不足は続き、経営不振から、同社は抜本的に財務内容を改善するため今回の措置をとった。

 

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[ 2016年2月 1日 ]

 

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