アイコン 16兆6千億円の黒字 2015年経常収支 5年ぶり前年増

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日本が海外との貿易や金融取引などでどれだけ稼いだかを示す去年1年間の経常収支は、原油安で輸入額が減ったことや外国人旅行者による消費額の増加などで、16兆6413億円の黒字となり、5年ぶりに黒字額が前の年を上回った。

財務省が発表した去年1年間の国際収支によりますと、まず輸出から輸入を差し引いた「貿易収支」は、▲6434億円の赤字となったが、原油・天然ガス価格の暴落により赤字額は前年比9兆円以上減った。

また、外国人旅行者の急増によって日本での消費額が増えたことから「旅行収支」が1兆1217億円の黒字となり、昭和37年以来53年ぶりに黒字となった。円安で訪日外国人数は大幅に増加した反面、出国費用は円安や国内景気低迷で支出が減少している。

訪日外国人旅行者数(2015年):19,737,400人(前年比+47.1%)過去最高
出国日本人数(2015年):16,212,100人(前年比▲4.1%)

さらに、海外からの配当や利子などのやり取りを示す「第一次所得収支」は、海外への工場進出などの直接投資や証券投資による収益の受け取りが増えたことで、20兆7767億円の黒字となった。
 
この結果、日本が海外との貿易や金融取引などでどれだけ稼いだかを示す昨年1年間の「経常収支」は、16兆6413億円の黒字となり、黒字額が前年比13兆9955億円増加した。黒字額が前年を上回るのは5年ぶり。
また、合わせて発表された12月の経常収支は、9607億円の黒字だった。
以上、
 

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[ 2016年2月 8日 ]

 

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