半導体用石英ガラス研磨の(株)大湘技研(茨城県)/民事再生申請 負債額42億円
スポンサード リンク
シリコン等研削・研磨加工の(株)大湘技研(茨城県神栖市砂山3-4、代表:宮澤浩二)は2月8日、申請処理を宮原一東弁護士(電話 03-6661-6553)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請をし、保全命令を受けた。監督員には、渕上玲子弁護士(電話 03-3595-2062)が選任されている。
負債額は約42億円。
同社は、昭和56年10月設立の半導体製造装置向けの石英ガラス、単結晶・多結晶シリコン製品を中心に、組み込み純正部品に指定される最先端の技術を供給している石英ガラス・シリコン等研削・研磨加工業者。
以前は、50億円以上の売上高を計上していたが、国内の半導体製造会社や電子製品会社が海外勢に淘汰される中、需要が低迷、活路を求めて台湾へも進出していた。
しかし、ここに来て中国経済や電子製品業界の低迷から、受注量が大きく落ち込んでいた。
同社は、設備投資には多くの機器を必要とし、借入金も大きく、売上減から経営不振に陥り、抜本的な財務体質改善を図るため、今回の措置に至った。
商号
|
株式会社大湘技研
|
本社
|
茨城県神栖市砂山3-4
|
代表
|
代表取締役社長/宮澤浩二
|
設立
|
昭和56年10月26日
|
資本金
|
50,000,000円
|
業種
|
石英硝子・シリコン素材研削加工
|
九州営業所
|
熊本県熊本市東区長嶺東8丁目6-27
|
関連会社
|
台湾大湘(股)有限公司
|
|
(TAIWAN DAISHO COMPANY LIMITED.)
|
取引銀行
|
三井住友銀行取手支店/千葉銀行神栖支店
|
|
常陽銀行知手支店/みずほ銀行水戸支店
|
|
三菱東京UFJ銀行水戸支店
|
会社沿革
|
|
昭和56年5月
|
神奈川県海老名市に創業
|
昭和56年10月
|
神奈川県横浜市旭区に株式会社大湘技研を設立
|
昭和58年11月
|
神奈川県横浜市旭区に工場移転
|
昭和63年8月
|
茨城県鹿島郡波崎町太田に鹿島工場を建設
|
平成7年10月
|
茨城県鹿島郡波崎町太田に本社移転
|
平成10年6月
|
茨城県鹿島郡波崎町に神栖工場を建設
|
平成12年12月
|
茨城県神栖市砂山にテクノロジーセンターを建設
|
平成14年1月
|
茨城県神栖市砂山に本社移転
|
平成15年6月
|
茨城県神栖市砂山に営業事務所を開設
|
平成16年10月
|
茨城県銚子市松本町に千葉工場(シリコン加工専用工場)新設
|
平成17年4月
|
千葉県銚子市松本町に営業事務所を移転
|
平成19年7月
|
茨城県神栖市砂山に新工場増設、本社事務棟新設
|
[ 2016年2月 9日 ]
コメントをどうぞ