レイクサイドホテル久山(株)(福岡)/破産開始決定
温泉ホテルのレイクサイドホテル久山(株)(福岡県糟屋郡久山町久原1822、代表:安川隆範)は3月16日、福岡地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、福地正明弁護士(電話092-741-1236)が選任されている。
負債額は約5億5千万円。
福岡市隣接の久山町が、「健康田園都市構想」の中核施設として、民営の「レイクサイドホテル久山」を1997年2月にオープンさせた。
「健康田園都市構想」は、同ホテルに隣接し町営の「ヘルスC&Cセンター「ピアジェひさやま」」の2つの施設で構成されている。
民営のレイクサイドホテル久山(株)は、後に町内の大型商業施設地のトリアス久山に「徒然の湯」を進出させていた。
しかし、不況が長引きホテル事業や、スーパー銭湯の乱立で「徒然の湯」も経営不振に陥り、「徒然の湯」を2012年5月に閉鎖、2015年3月にはホテル不動産も含め新運営会社に譲渡し、同社は整理されることになり、今回の措置となった。
なお、「レイクサイドホテル久山」は現在、「久山温泉・ホテル夢家」に名称を変え、別会社で運営されている。
[ 2016年3月30日 ]
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