アイコン 「高岡カントリー倶楽部」の御坊山観光開発(株)(富山県)/民事再生申請

36Hのゴルフ場経営の御坊山観光開発(株)(富山県高岡市中田中田御 坊山876、代表:圓酒清人)は3月4日、申請処理を服部弘志弁護士(電話03-3580-0123)ほかに一任して、東京地方裁判所へ民事再生法の適用 申請を行った。監督員には、奥田洋一弁護士(電話03-5223-7718)が選任されている。

 負債額は約約77億円。

ゴルフ人口の減少から2500名の会員を有する同ゴルフクラブも売上不振にあえぎ、バブル期には13億円以上の売上高が、最近では4億円台まで落ち、さらに預託金の償還金問題もあり、今回の措置となった。

<(株)タカギセイコーのリリース>
JQ上場で工業用プラスチック成形品や成形用金型メーカーの(株)タカギセイコー(富山県高岡市二塚322−3)は、御坊山観光開発(株)を持分法適用会社としていた。今回の御坊山観光開発(株)の民事再生について同社は、次のとおり説明している。
1、御坊山観光開発(株)は、昭和48年に設立され高岡カントリー俱楽部を経営しておりますが、ゴルフ人口の減少等によるゴルフ需要の低下に伴い市場競争は年々激しさを増しております。同社は、この厳しい経営環境の変化に対処すべく懸命な経営努力を重ねておりますが、預託金の償還問題という極めて重い課題に直面しております。
同社では、この預託金の償還問題に対し様々な途を模索し、経営状況の改善及び会員の権利保護という観点から、民事再生手続に基づく同社の再建を図ることとしたものであります。
2、負債総額約7,710百万円(平成27年9月末現在)
3.同社の概要
(1)商号 御坊山観光開発株式会社
(2)本店所在地 富山県高岡市中田中田御坊山876番地
(3)設立年月日 昭和48年1月16日
(4)代表者 代表取締役社長圓酒清人
(5)事業内容 ゴルフ場の経営
(6)資本金 480百万円
(7)発行済株式総数 31,488株
(8)株主の状況 株式会社タカギセイコー28.1%その他71.9%
(9)従業員数 正社員25名契約社員(パート含む)42名
以上、
なお、同社は、御坊山観光開発(株)に対して、4億円の貸付債権があるが、回収不能になるおそれがあると表明し、さらに同社の銀行借り入れに付き1億7千万円の債務保証をしているという。 合計で5億7千万円が焦げ付く可能性が高い。・・・貸付や債務保証に対しての保全について、タカギセイコーは何も記載・説明していない。ゴルフ場の不動産でも抵当にとっているのだろうか。
 

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[ 2016年3月 5日 ]

 

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