(株)下道組(鹿児島)/自己破産へ
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建築工事の(株)下道組(鹿児島市草牟田町10-26、代表:下道雄二)は6月14日事業停止、事後処理を坂元直人弁護士(電話099-219-1212)ほかに一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約9億円。
同社は昭和41年1月設立の建築業者。官庁工事か減少する中、住宅不況・建築不況も進行、競争激化で採算性も悪化、そうした中、平成27年5月期には、過去の不良債権を大規模処理したことによる大赤字と債務超過を露呈、金融機関の支援も打ち切られ、今回の事態に至った。
不良債権処理は計画的に実行していかなければ、決算表面上の赤字や債務超過を嫌う金融機関からそっぽを向かれる原因を作ることになる。雨降りの決算には銀行は傘を貸さない。
(株)下道組の財務内容と業績 平成27年5月期/千円
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流動資産
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144,232
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流動負債
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600,519
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固定負債
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278,857
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固定資産
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471,894
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自己資本
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-263,250
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(資本金)
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20,000
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総資産
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616,126
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負債+資本
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616,126
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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499,602
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-179,365
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-426,707
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債務超過
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・建築工事業
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[ 2016年6月16日 ]
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