アイコン 倉八紙工(株)(福岡)/民事再生申請

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ダンボール紙器製造・オフセット印刷の倉八紙工(株)(福 岡県八女市立花町谷川1659、代表:倉八俊一郎)は6月29日、申請処理を吉岡隆典弁護士(電話092-712-0266)ほかに一任して、福岡地方裁 判所へ民事再生法の適用申請をおこなった。監督員には、林優弁護士(電話092-712-6543)が選任されている。

負債額は約6億円。

同社は大正10年創業の紙製容器製造業者。八女の地元産業である雛人形、盆提灯、節句物などが少子化と不況により衰退、同社はそうした状況下、農産物や食品向けへ商材を広げ、印刷業にも進出し売上高と付加価値を増加させてきた。しかし、最近の景気低迷から、梱包材・紙器・印刷需要も減退し、今回の事態に至った。

同社はまだ5億円台の売上高があり、儲かっている金融機関から大幅債権カットをしてもらい、不採算事業から撤退、リストラも敢行し採算ベースに乗せれば再生は可能だろう。

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[ 2016年7月 1日 ]

 

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