アイコン (株)松下商会(大阪)/特別清算へ

液晶テレビ用導光板・拡散板製造の(株)松下商会(大阪府東大阪市角田1-7-40、代表:松下幸司)は6月30日事業停止、事後処理を加藤明俊弁護士(電話06-6231-3210)ほかに一任して、特別清算申請の準備に入った。

負債額は約15億円。

同社はリーマンショック後の地デジ政策とエコポイント効果で液晶TVがバカ売れした2011年3月期には31億円以上の売上高を計上していたが、その後はその反動から液晶TVその物が売れなくなり、メーカーの生産縮小や工場海外移転などから、売上高は5億円台まで大幅減少。同社はその後、パチンコ・スロットなど遊戯機械への納品を拡大させてきたが、破綻した奥村遊機に約3000万円の焦げ付きを発生させるなど、経営不振に拍車をかけていた。

なお、同社は事業を新設会社の(株)松下商會(同、代表:長弓晴代)へ譲渡し、現業は継続されている。同社は債権については、一般債権者には迷惑かけない予定とされる。

スポンサード リンク

[ 2016年7月 4日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ