アイコン 都議会ドン 内田茂とは?

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都庁石原都政を引き継いだ猪瀬氏の都知事選では、自民党の推薦をもらっていない、推薦どころか猪瀬氏が副知事時代に都議会のドンと呼ばれる内田茂氏とその政策で確執があり、貰えるような状況でなかったという。しかし、圧倒的な支持に支えられ当選、都知事としてオリンピック誘致にも成功させた。

ところが、内田氏率いる都議会自民・公明の与党は、猪瀬氏の商品価値は、「はいそれまで」とし、内田氏に嵌められたのか、口が堅いはずの右翼・自称右翼が猪瀬氏の選挙資金問題をペラペラマスコミに喋り、猪瀬氏はマスコミと都議会によりお払い箱にされた。

一方、自民・公明の推薦を受け次に登場した舛添都知事は、やりたい放題がマスコミからたたかれたものの、当初は強気一辺倒であった。その背景には内田氏のバックにいたからだという。 問題の案件が次から次ぎに暴露され、マスコミのパッシングが続き、支えきれなくなった内田氏が最終的に手の平を返したことから、舛添氏ももうこれまでになったようだ。
こんなことが実際あるのが政治の世界、特にスモール大会として招聘するとしたはずのオリンピックがいつの間にか2兆円・3兆円に大膨張をし続けている背景には、内田氏を頂点とする利権が蠢いていることによるものだとされる。

当然、猪瀬氏は石原都知事時代に石原氏がスモール招聘を唱えたことから、招聘が決定しても猪瀬氏はスモールオリンピックを唱えることが予想されてい た。内田氏にとって邪魔な存在でしかなかったのだろう。猪瀬氏を追い出し、自民党でもない舛添氏を都知事にする代わりに舛添氏の金の玉を握り、天下無敵と なった内田氏と予算感覚0の森喜郎元首相の大風呂敷コンビにより、現在もオリンピック予算は膨張し続けている。

森喜郎氏に至っては、公共投資の一環、その予算を全国に使おうがオリンピックに使おうが関係ない、国家昂揚にもオリンピックで予算を使うのが道理だとしているお人でもある。
また、内田氏は金権体質旺盛で、過去には「町会に金券配布」を配布し書類送検されている。27年間都議を務め、都議会議長にまで上り詰めた自民党都連のボスであり、国政選挙でも内田氏の承認がなければ自民党都議が選挙で動かず、立候補もできないといわれているお人である。今 回の都知事選では、自民党の国会議員・都議・区議に至るまで、自民党が推薦していない者を応援した場合、それが家族であっても該当の議員を自民党から除名 するという、北朝鮮のような発動を、短気で能無しの呼び声が高く、フクシマ被災民に対して「(どうせ)金でしょう」発言の自民党都連会長で石原伸晃(経済 財政政策の内閣府特命担当大臣)とともに同党都連幹事長の内田茂の両名の名で発信している。
 
なお、小池氏が安倍首相から嫌われ、蚊帳の 外に置かれているのは、第一次安倍政権で防衛大臣にしたのに、2012年の総裁選では石波氏に投票したためとされる。このままだと、小池氏は政治生命もこ れまでと思って、退路を断ち一発逆転での都知事を狙ったものと見られる。ただ、内田氏の都議会の牙城は強力で、都知事になった暁には、マスコミを最大限利 用しなければ、都政を何一つ動かせないことだろう。しかし、マスコミを利用すれば都政運営でも勝ち目はある。
自民党本部は小池氏を石破氏を気にしてか除名しておらず、都知事になった暁には、超短気な石原伸晃との対決がおもしそうだ。

 

 
都議会自民党幹事長内田茂氏の略歴
自民党東京都のドン・ガンバチョ
氏 名
内田 茂
生年月日
昭和14年3月15日・77歳
選挙区
千代田区
略歴
○ 昭和14年3月15日千代田区神田生まれ
○ 昭和28年 区立一橋中学校卒業
○ 昭和31年 都立九段高校中退
○ 昭和50~平成元年 千代田区議4期
○ 昭和59~60年・63年 千代田区議会議長
○ 昭和63年 特別区議会議長会会長
○ 平成元年~21年 東京都議会議員6期
○ 平成10~11年 都議会自民党幹事長
役職歴
○ 第39代東京都議会議長
○ 行財政改革基本問題特別委員会初代委員長
○ 都議会税財政議連初代会長
○ 東京都税制調査会副会長
○ 東京都連自民党幹事長
○ 東京都議会自民党特別顧問

 

[ 2016年7月19日 ]
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