アイコン 1500億円の申告漏れ キーエンスの資産管理会社の株贈与親族

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大阪の測定機器メーカー「キーエンス」の創業者の親族が株の贈与をめぐって大阪国税局から1500億円以上の申告漏れを指摘されていた。
追徴税額は300億円を超え、すでに全額納付済み。
大阪国税局から申告漏れを指摘されたのは、大阪・東淀川区に本社がある測定機器メーカー、キーエンスの創業者の親族男性。

親族の男性は、数年前、創業者などから贈与された資産管理会社の株について税務申告を行った際、この会社が非上場で株の取引相場がないことから、国税庁が出している算定方法に沿って株の評価額を申告したという。
これについて大阪国税局は、資産管理会社がキーエンスの株を間接的に大量保有していることから、申告された株の評価額が低すぎると判断したとみられ、1500億円以上の申告漏れを指摘したという。
追徴税額は、過少申告加算税を含めて300億円を超える。
キーエンスは昭和49年に前身の会社が創業され、FAセンサーなど検出・計測制御機器などの開発・製造を手がけ、製造はすべて外注している。世界的なシェアを持つ。
以上、
当然、創業オーナーや持株会社・親族には顧問の公認会計士も税理士がいると思われるが、何をトボケているのだろうか。
 

キーエンス 直近決算(変則)
連結/百万円
16/6月期
16/3月期
 
決算月数
3ヶ月間
9ヶ月間
12ヶ月換算
売上高
96,352
291,232
387,584
営業利益
49,160
155,468
204,628
  営業利益率
51.0%
53.4%
52.8%
経常利益
47,943
156,905
204,848
当期利益
32,475
105,645
138,120
BPS(一株純当り純資産)
17,579.04
17,201.07
 
総資産
1,115,670
1,102,018
 
自己資本
1,065,959
1,043,043
 
資本金
30,637
30,637
 
有利子負債
0
0
 
自己資本率
95.5%
94.6%
 
・輸出及び海外売上比率53%。・・・為替変動を受ける会社
 
 
キーエンス
【主要株主構成】<2016.6>
株主:3,183名
所有株/万株
(株)ティ・ティ
1,086(17.8)
日本トラスティ信託口
522 (8.5)
滝崎武光(名誉会長)
468 (7.7)
ステート・ストリート・バンク&トラスト
245 (4.0)
日本マスター信託口
216 (3.5)
第一生命保険
89 (1.4)
JPモルガンチェースオッペンハイマーJas.L
80 (1.3)
日本トラスティ信託口9
77 (1.2)
岡本光一
73 (1.2)
JPモルガン・チェース・バンク380055
72 (1.1)
(09/16) 株価:72,000円
時価総額:4,377,738百万円(09/16) 

 

[ 2016年9月18日 ]
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