アイコン ビジュアルロック系「SHOXX」の(株)音楽専科社、(株)連合通信社(東京)/破産手続き開始

音楽誌発刊の(株)音楽専科社(東京都新宿区高田馬場1-31-16、代表:鈴木佳男)と関連の(株)連合通信社(同、同)は10月14日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、永野剛志弁護士(電話03-3213-1081)が選任されている。

負債額は音楽専科社が約3億5千万円、連合通信社が約5千万円。

音楽専科社は昭和41年11月に設立され、元々洋楽誌の「音楽専科」を出版していた会社。その後、ビジュアルロック系の音楽雑誌「SHOXX」、アニメ声優専門誌「Pick-up Voice」、音楽情報雑誌「ARENA37℃」などの月刊誌を出版し、平成10年9月期には約21億円の売上高を計上していた。

しかし、近年は、K-POPPとAKBが全盛となり音楽市場を駆逐し、その上、スマホの台頭により、紙媒体が淘汰され、平成27年期には約4億円まで売上高を落とし、経営不振に陥っていた。

今でも音楽はTVの影響が大きいが、すでにAKB関連の放送回数も激減しており、NHKも含めすべての番組が吉本新喜劇化し、音楽番組では演歌がかろうじて毎週放送されている程度。

局もプロデューサーも吉本新喜劇化で票稼ぎだけに集中し懸命となっている。

既報記事
「SHOXX」の(株)音楽専科社(東京)/自己破産へ 「音楽専科」「SHOXX」「Pick-up Voice」

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[ 2016年10月19日 ]

 

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