スカイライン５９製２０００ＲＳにパトカー追突 裁判で２６４万円支払え判決
福岡地裁小倉支部で２６日、福岡県警のパトカーに追突され「クラシックカー」が全損したとして、同県みやこ町の男性が、福岡県を相手取り、３３０万円の損害賠償を求めた訴訟の判決があった。
三浦康子裁判官は、パトカーの前方注視義務違反や被害車両の市場価値を認め、県に２６４万円の支払いを命じた。
判決などによると、北九州市小倉南区の東九州道で２０１４年６月、県警高速隊員の覆面パトカーが、速度違反の疑いで男性の家族が運転する「ニッサンスカイライン２０００ＲＳ」（１９８４年登録）を追跡中、速度表示に気を取られて被害車両の減速に対応できず、追突した。
県側は「クラシックカーに該当せず、特別な価値はない」と主張していた。
判決では、「クラシックカーの定義に該当しなくても、市場で、高値で取引されている」として、３００万円の価値を認め、うち８割を県警の責任とした。
県警の近藤康徳・首席監察官は「判決内容を精査し、適切に対処したい」とのコメントを出した。
以上、
当然のことだろう。速度表示に気に取られといっても、追突して全損させた以上、脇見運転と同じこと。
車の価値は、市場価格が判断するとした女性裁判長はきっと車を理解した、車が好きな人なのだろう。
ただ、パトカーが追突し大破させたのであり、ＲＳ運転手側に２割の過失責任を認めているところは納得いかないが・・・。
追突事故ではよほどのことがない限り、車間距離の問題が問われ、１００％追突した側の責任になる。それは世の中の警察官がそう判断していることである。
参考、ネット調べ
下記車両⇒５９製２０００ＲＳ、
１９８４（S５９）年、走行１９万km、排気量２０００cc、５８０万円で販売されている。
もっと安いものもあれば鉄仮面仕様でＡＳＫになっている車もある。
追突された被害者は、３３０万円の自己評価をしており、たぶん色々、合法的にやり変えていたのだろう。こうした車両の持ち主はカーキチであり、自車をとことん愛し、また愛情をとことん注ぎ込んでいる。その付加価値は買えるものではない。
福岡県警がこのままでは面目や体裁が潰れるとして上告しないように祈ろう。
が便利です。
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