アイコン パナソニックプラズマディスプレイ(株)(大阪)/特別清算 負債額5千億円

パナソニック子会社のパナソニックプラズマディスプレイ(株)(大阪府茨木市松下町1-1、代表:渡辺利幸)を11月1日、申請処理を柴野高之弁護士(電話06-6201-4458)ほかに一任し、大阪地方裁判所へ特別清算を申請した。

負債額は約5千億円。債権者は親会社のパナソニックのみ。

パナソニックが平成12年7月に設立し、ディスプレーで液晶に対して仕掛けたプラズマディスプレー戦争。

茨木第一・第二工場、尼崎工場など巨大生産施設を構築して平成21年3月期には約3137億円の売上高を計上した。

しかし、プラズマディスプレーは、画面は綺麗なものの生産業界に浸透せず、液晶との競争に敗退。

親会社のパナソニックは再建策の一環として、パナソニックプラズマディスプレイ(株)の事業所を平成26年3月までに閉鎖、これまで同社の資産処分を行ってきた。その処理も終わり、今回会社を最終処理するもの。

パナソニックは、当負債に対してすでに債権放棄し、引き当て処理を終えており、パナソニックの業績には影響しない。

スポンサード リンク

[ 2016年11月 1日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ