観光客として当てにできなくなった韓国からの訪日客、日本製品の不買運動=ボイコット・ジャパンも下火になっていることから日本線は、回復傾向にあるという。
昨年12月の韓国航空各社の日本線運航便数は約6600便で、前月より16%(約1000便)増えている。
冬休みシーズンに合わせて大阪や札幌、福岡など日本の各都市では韓国人観光客が目に見えて増えている。
そうした中、降って沸いた中国・湖北省武漢市の新型肺炎コロナウイルス感染症の拡大を受け、韓国の航空各社が中国路線の運休に動いているなか、代替路線として日本線が再び注目している。
格安航空会社(LCC)のエアプサンは2月2日、韓国と張家界、海口、三亜などを結ぶ中国5路線の運航を一時停止すると発表した。
運休となった中国線の機材を日本や東南アジア、韓国南部・済州島などに振り分けることを検討している。3月1日まで運航予定だった釜山―札幌線の運航を3月末まで延長するなど、代替路線の確保に動いている。
同社関係者は中国路線の運休について、「新型肺炎拡大への懸念に加え、中国当局が張家界や三亜などの観光地を閉鎖したため」と説明。収益性と市場性から代替路線として日本線が浮上しているという。
搭乗率が高ければ、運航距離が短く、日本線はLCCにとって「ドル箱路線」。
昨年7月から日本政府による対韓輸出規制強化に反発して韓国で日本製品の不買運動や日本旅行を自粛する動きが広まり、日本路線の利用客が急減した。
LCC各社は日本線を運休、減便し、機材を中国線に振り分けたが、僅か半年ほどで再び日本に回帰することになる。
韓国と中国を結ぶ全6路線を運休したLCCのチェジュ航空も代替路線として日本線や東南アジア線を検討している。
このところ航空各社は日本線の供給増による利用客の早期回復を期待している。
以上、
元々、韓国からの訪日客が急増したのは、2015年のMARS感染拡大から避難地として日本へ押し寄せた。2017年の増加は、北朝鮮の恐怖と、中国のTHAAD制裁による中国からの団体旅行が禁止され、韓国からのチャーター便の乗り入れもできなくなり、余剰となった飛行機を、韓国各地の地方空港から、日本各地の飛行場へ飛ばしてことにある。
ただ、まだ日本企業の韓国資産の差し押さえ、換金処分の問題が解決しておらず、問題の根本は何一つ解決していない。また、同じようにボイコットジャパン・NO-JAPANで浮かれる可能性が残っている。
以上、
悲しい韓国はカントリーリスク国
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韓国からの訪日客数
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日本からの訪韓客
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2018年
|
2019年
|
2019年
|
|
訪日客数
|
前年比
|
訪日客数
|
前年比
|
訪日客数
|
前年比
|
1月
|
803,816
|
28.5%
|
603,400
|
-5.8%
|
206,526
|
23.6%
|
2月
|
708,318
|
18.1%
|
566,600
|
-11.3%
|
213,200
|
26.7%
|
3月
|
619,196
|
26.8%
|
585,600
|
-5.4%
|
375,119
|
27.4%
|
4月
|
638,523
|
15.1%
|
715,800
|
1.1%
|
290,092
|
35.7%
|
5月
|
640,365
|
14.6%
|
779,400
|
-3.6%
|
286,273
|
26.0%
|
6月
|
606,162
|
6.6%
|
611,900
|
0.9%
|
286,883
|
20.0%
|
7月
|
607,953
|
-5.6%
|
561,700
|
-7.6%
|
277,297
|
19.2%
|
8月
|
593,941
|
-4.3%
|
308,730
|
-48.0%
|
329,652
|
4.6%
|
9月
|
479,733
|
-13.9%
|
201,200
|
-58.1%
|
251,119
|
1.3%
|
10月
|
571,176
|
-8.0%
|
197,300
|
-65.5%
|
248,541
|
-14.4%
|
11月
|
588,213
|
-5.5%
|
205,000
|
-65.1%
|
258,522
|
-13.8%
|
12月
|
681,566
|
0.4%
|
248000
|
-63.6%
|
|
|
年計
|
7,538,952
|
5.6%
|
5,584,630
|
-22.2%
|
|
|
韓国
|
客数
|
前年比
|
備考
|
2008年
|
2,382,397
|
-8.5%
|
リーマン・ショック
|
2009年
|
1,586,772
|
-33.4%
|
2010年
|
2,439,816
|
53.8%
|
|
2011年
|
1,658,073
|
-32.0%
|
東日本大震災
|
2012年
|
2,042,775
|
23.2%
|
李大統領竹島上陸で日韓問題に火
|
2013年
|
2,456,165
|
20.2%
|
|
2014年
|
2,755,313
|
12.2%
|
|
2015年
|
4,002,193
|
45.3%
|
韓国MERS
|
2016年
|
5,090,300
|
21.8%
|
|
2017年
|
7,140,165
|
40.3%
|
北朝鮮ミサイル乱射・核実験
|
2018年
|
7,538,952
|
5.6%
|
文経済失策・青年層の失業率悪化
|
2019年
|
5,584,600
|
-25.9%
|
ボイコットジャパン、NO-JAPAN
|
・JNTOと韓国観光公社・法務部などの資料
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