アイコン 追報:雪不足倒産 勝山観光施設(株)(福井)/破産手続き開始決定

Posted:[ 2020年2月20日 ]



既報。スキー場等運営の勝山観光施設(株)(所在地:福井県勝山市*** )は2月5日、福井地裁において破産手続きの開始決定を受けました。

停止時の負債額は約3億円。

同社は昭和36年7月設立のスキー場「雁が原スキー場」の運営会社。スキー場は全長1500メートル、5コースの初中級者向けゲレンデを有し、国道沿いに立地した交通の利便性も良く、ナイター設備を設備し、多くのファミリー層を擁していた。



しかし、バブル崩壊後スキー人口は減少、少子化もありさらに減少、2018年の豪雪では客足が遠のき、2019年は暖冬の影響で集客できず、夏場のモータースポーツ場として活用するも経営不振が続き、今シーズンも暖冬で雪が積もらず、人口降雪も雨で流され営業できず、これ以上支えきれず、今回の事態に至った。

破産管財人には、八木宏弁護士が選任されているとのこと。

破産債権の届出期間は令和2年3月6日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和2年5月19日午前10時30分。

事件番号は令和2年(フ)第25号となっています。

雁が原スキー場

既報記事
追報:「雁が原スキー場」の勝山観光施設(株)(福井)/自己破産申請 暖冬で営業できず

 

 


 

 


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