気になる「木の葉モール橋本」
昨年4月例によって外人さんの設計で創り上げられた大型商業施設「木の葉モール橋本が西区の地下鉄終点駅橋本にオープンした。
居住する福津市からは遠いが、オープン時の視察やかみさんが気に入っているためその後も都市高速に乗り何回も買い物に行っている。
しかし、そのたびにだんだんお客さんが減っているような気がしてならないのは私だけだろうか。
西松建設さんが建築、はたまた意匠設計は外人さんともなれば、それ相応の建築費がかかっているはずだが(総事業費は約80億円ともいわれているが、大きな施設であり、もっとかかっているような気がするが・・・)。
「木の葉モール橋本」の全体イメージは、福岡市西区橋本にイオンモールのルクル(福岡県糟屋町)を持ってきたような感じ、やはり設計が外人さんだけあって、吹き抜けなど凝っている。
しかし、世の中、長引く不況で生活者の生活は厳しく、ファストファッションやディスカウント店の大隆盛期、同施設のバックグランドも影響を受けている生活者が多い地域であり、客の入りが気になるところである。
景気に一番影響されにくいのが女性向け、しかし、世の中、今では女性向けも厳しい状況にある。
最近では、かみさんが「木の葉モール」で行くところは良品計画の店舗に限られ、他の店舗でのウィンドーショッピングもしなくなった。後は食事をして帰るくらいになっているが、それでも良品計画では長時間物色しており、私は通路の休憩用ソファーで待っている状態が続いている。
昨年は開設者の福岡地所さんが創業50周年であった。それを記念しての「木の葉モール橋本」の開設であったのだろうか。
「木の葉モール橋本」をもっと楽しく、子供から若い女性たちも大人もいっぱい入る、施設作りが必要ではないだろうか。
売れている売れていないに関わらず、お客さんもお客さんがいっぱいいた方が楽しいものである。
AKBを呼んだり、高ければHKTを呼んだりして盛り上げることも必要だろう。
「木の葉モール橋本」概要
所在地:福岡市西区橋本2丁目(福岡市営地下鉄七隈線「橋本駅」前)
総事業費:約80億円(一部土地代含む)
敷地面積:約3万3,000㎡、延床面積:約8万4,000㎡
店舗面積:約2万2,000㎡
駐車台数:約1,500台
規模構造:鉄骨造7階建(店舗1・2階)
デザイン・プロデュース:ザ・ジャーディ・パートナーシップ社(米国)
基本設計:アール・アイ・エー、
実施設計と施工:西松建設
総テナント数:約120店舗
年間来場者数:約600万人
店舗面積:約2万2,000㎡
年間売上高:約130億円(店舗数の割には以外と低く設定されており、この水準は超えるだろうが・・・)
施設運営:福岡地所
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメントする