アイコン 福岡市城南区小学校でノロウィルスに107名集団感染 嘔吐下痢症状

抵抗力の落ちたお年寄りだけがかかると思っていたノロウィルス感染症であるが、福岡市城南区の小学校では12月16日、これまでに107名(12月20日 発表分)の児童が嘔吐・下痢の症状を呈しており、医療機関の検査の結果、1名からノロウィルスが検出されたと城南保健所に対し報告があったという。
城南保健所が当該小学校を調査した結果、下記の有症状者の発生が確認された。城南保健所は、蔓延防止の指導を実施している。・・・既に蔓延してしまっている状況。

家族にお年寄りがいる家庭は特に注意が必要であろう。

<ノロウィルス>
ノロウィルスはヒトに経口感染して、十二指腸から小腸上部で増殖し伝染性の消化器感染症(感染性胃腸炎)を起こす。
ノロウィルスを持った貝類により食中毒のほか、感染したヒトの糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を介して経口感染する。
毒素は分泌せずに、十二指腸付近の小腸上皮細胞を脱落させ特有の症状を発生させる。死に至る重篤な例はまれであるが、稀に十二指腸潰瘍を併発することもある。
特異的な治療法は確立されていない。感染から発病までの潜伏期間は12時間~72時間(平均1~2日)で、症状が収まった後も便からのウィルスの排出は1~3週間程度続き7週間を越える排出も報告されている。
年間を通じて発症するが、11~3月の発症が多く報告される。

 

[ 2011年12月21日 ]
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