BMW/トヨタ尻目に前期決算51.3%増の大幅利益増
欧州でも自動車など国際競争力を持つドイツの企業群は堅調で、欧州経済を唯一牽引している。その中でもBMWは8日、2011年決算で51.3%増の大幅利益増を発表した。
同社は、MINIやロールスロイスなどのグループ企業を含めた総売上高は、前年比13.8%増の688億2100ユーロ(約7兆4,500億円)。純利益は同51.3%増の49億0700万ユーロ(約5,310億円)となった。
販売台数は、前年比14.2%増の166万8,982台。BMWブランドは12.8%増の138万0,384台。
車種別には、人気の5シリーズが、前年比39.4%増の33万2501台。X1が26.4%増の12万6429台。X3が156%増の11万7944台となっている。
国別では、中国が37.7%増の23万3630台、米国が14.9%増の30万6349台と中国市場が躍進の原動力となっている。
トヨタも大震災とタイ大洪水の影響を受けなかったら、こうした発表もできようが、2012年度は期待したい。
[ 2012年3月 9日 ]
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