太平洋セメント/中間期 復興需要増加中 セメント業界代表
同社は中間期のセメント業界について、国内需要は、東日本大震災の復旧・復興工事やそ の他公共工事が増加しており、また都市部における民間住宅投資が堅調に推移しているため、2,134万屯と前年同期に比べ5.8%増加した。そのうち、輸 入品は36万屯と前年同期に比べ8.7%増加した。また、総輸出数量は501万屯と前年同期に比べ2.6%減少した。
このような情勢下、同社グループは、セメントの国内販売数量は受託販売分を含め736万屯と前年同期に比べ7.4%増加した。輸出数量は169万屯と前年同期に比べ0.1%増加した。
海外は、米国西海岸のセメント、生コンクリート事業は、民需が上向きつつあり、販売数量は回復傾向にある。
中国のセメント事業は、不動産投資の停滞による影響を受けた。
ベトナムのセメント事業は、石炭価格上昇等の影響を受けたが、市場の改善もあり、業績を伸ばした。フィリピンのセメント事業は、堅調な内需に支えられ、好調に推移した。
以上の結果、売上高は2,341億70百万円(対前年同期148億28百万円増)、営業利益は62億7百万円(同43億11百万円増)となったとしている。他略。
復興需要で今後国内需要は旺盛に進捗するものと思われる。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
12年3月期第2四半期
|
347,203
|
5,763
|
1,113
|
-3,383
|
13年3月期第2四半期
|
353,519
|
10,625
|
4,567
|
539
|
前年同期比
|
101.8%
|
184.4%
|
410.3%
|
|
13年3月期予想
|
735,000
|
40,000
|
30,500
|
10,000
|
12年3月期実績
|
727,849
|
29,185
|
18,496
|
7,845
|
11年3月期実績
|
726,475
|
16,433
|
8,124
|
5,162
|
10年3月期実績
|
728,581
|
3,572
|
148
|
-37,041
|
13年期今回予想/12年期比
|
101.0%
|
137.1%
|
164.9%
|
127.5%
|
[ 2012年11月15日 ]
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント