資産運用詐欺濃厚の「UAG」を裁判所名で業務停止命令へ/証取委
証券取引等監視委員会は6日にも、資産運用会社「UAG」(大阪市福島区福島3 丁目1-61 リバーサイドタワー中之島2701 、代表:滝口匠)が、金融商品取引業者の登録を受けずに、約200人の一般投資家から約20億円を集めていたとして、金融商品取引法に基づき、同社に一部 業務の禁止命令を出すよう大阪地方裁判所へ申し立てる。
証取委は、同社には資産を運用した形跡がなく、資産が消失している可能性があると判断したとみられる。
金商法は、顧客の資産が失われている可能性がある場合など緊急性を要するケースでは、裁判所が業者に業務の禁止を命令できると定めている。
同社は2011年設立。「香港のファンドで運用する」などとうたって、全国の一般投資家から資産を集めていた。しかし、証取委が検査したところ、運用をしている形跡がなかったという。
同社はHPで業務内容を次のとおりとしている。
1. 事業証券化に関するコンサルティング業務
2. 投資事業組合の企画及び組成
3. 投資事業組合財産の管理
4. 匿名組合営業者
5.M&A仲介及びM&Aアドバイザリー(国内・海外)
6.M&Aに伴うデューデリジェンス及びバリュエーション
[ 2014年6月 6日 ]
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