３０日の株価予想 NYダウ▲３５０ドル安 日経平均は▲596円安
ギリシャ問題が火を噴いている。２９日の世界的な株価急落は、ギリシャが IMFへの支払いをできずデフォルトに陥ることが明らかとなったことによるものだが、来週行われる実質ユーロ圏に残るか否かのギリシャ選挙で、欧州中央銀 行も残留に最後の望みをかけ、交渉を続けている。しかし、独仏はすでに見切りを付けたようだ。
この間、IMFとユーロ主要国はここ２年以上、緊縮財政一辺倒の要求しかしておらず、観光以外これといった産業がないギリシャ経済は回復するどころか疲弊し続け、ギリシャ国民もこうしたユーロ国の要求に閉口し限界にも来ていた。
米国株の下落は、連れしょん状態で下げている。
＜米・中古住宅指数堅調持続＞
全米リアルター協会（ＮＡＲ）が２９日発表した５月の中古住宅販売仮契約指数は、０．９％上昇の１１２．６と、２００６年４月以来９年１カ月ぶりの高い水準となった。指数の上昇は５カ月連続。市場予想は１．２％上昇だった。
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２９日NY市場
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ダウ平均
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▲３５０．３３＄
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１７,５９６．３５＄
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対ドル円
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▲１．３３円
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１２２．４８円
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対ユーロ円
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２．７２円
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１３７．６８円
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ＷＴＩ原油先物
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▲１．４６＄
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５８．１７＄
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ＳＧＸ日経平均
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１０円
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２０,１７０円
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２９日の主要国の株価
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前日比
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増減率
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終値
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英FTSTEM100
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-133.22
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-1.97%
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6620.48
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独DAX30
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-109.23
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-3.56%
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11,083.20
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香港ハンセン
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-696.89
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-2.61%
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25,966.98
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日経平均
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-596.20
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-2.88%
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20,109.95
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３０日の東証はどう動くのだろうか。SGXは１０円高と、２９日の同時株安は一巡、３０日、ギリシャのIMFに対するデフォルトも織り込み済みとみなされるか、投資家心理はわからない。上海総合指数は昨日下げたものの下げ止まっており、本日の動きが注目される。
[ 2015年6月30日 ]
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