蔚山のハンファケミカルで爆発 4人死亡・2人不明
韓国南東部の工業都市、蔚山(Ulsan)で3日、化学工場の排水貯蔵タンクが爆発し、4人が死亡、2人が行方不明となっている。
地 元消防署によると、爆発があったのはハンファケミカル( Hanwha Chemical)の工場で、排水貯蔵タンクでの溶接作業中に爆発が起きた。消防では、タンク内にたまっていたガスに溶接トーチから引火したのではないか とみている。現在、過失の可能性も視野に調査が行われているという。
ハンファ(財閥)グループは、1952年に金鍾喜が設立した火薬メーカーの韓国火薬株式会社を母体に出発し、1992年10月に株式会社ハンファ(株式会社韓火)へ社名変更し、ハンファグループを名乗る。現在はハンファ生命保険(旧・大韓生命)、ハンファ損害保険、ハンファ証券、ハンファケミカル、ハンファ建設、ハンファギャラリアなどが代表的な企業である。韓国野球委員会(KBO)加盟のプロ野球チーム、ハンファ・イーグルスを擁することでも知られる。
[ 2015年7月 3日 ]
コメントをどうぞ