厚労省 問題の「Sアミー ユ川崎幸町」の運営会社の親会社を立入検査へ
厚生労働省は14日、大阪府豊中市の有料老人ホームで男性職員による入所者への虐待が明らかになったことを受け、運営する「メッセージ」(岡山市南区)に9月中にも立ち入り検査をする方針を決めた。
同社の子会社が運営する川崎市幸区の老人ホームでは昨年11、12月に入所者3人が相次いで転落死したほか、入所している女性(86)が職員に頭をたたか れたり暴言を吐かれたりする様子を家族がカメラで撮影していた。この映像は、監督官庁である市や積和サポートシステムなどに対して公開し、行政指導や当該 職員の処分となっていた。
厚労省は、検査により介護保険法に基づき、運営施設の業務管理体制に問題がないか調べる。
以上、
死亡者は、1.2mの柵の手摺りを飛び越えて転落死したとされるが、死亡した男性1人の身長は160cm、女性2人の身長は140cmしかなかったと報道されている。共に要介護レベル3、車いすが必要な状態だという(要介護レベルは5段階あり、寝たきりでもレベル4)。
「Sアミー ユ川崎幸町」を運営するのは積和サポートシステム、その出資会社は51%出資のメッセージであり、49%出資の積水ハウス。
<厚労省、何故か、老人ホームの親会社を立入検査へ>
厚労省は「Sアミー ユ川崎幸町」の運営会社の積和サポートシステムを主対象に検査すべきであるにもかかわらず、なぜか、親会社を主検査対象にするという。
何か、あからさまに積水ハウスはずしにかかっているようだ。積水ハウスにしても問題の「Sアミーユ川崎幸町」を運営している積和サポートシステムの合弁出資会社である。
メッセージの株価は、発覚直前日の9月4日4,450円だったが、10日一時2,385円まで下がり、その後反転、9月14日現在2,603円と発覚前より▲41.6%下落している。
一方、積水ハウスはまったく今回の件は影響しないどころか上昇している。9月4日1,675円⇒9月14日1,827円)、合弁会社での事件である。
有料老人ホーム「Sアミー ユ川崎幸町」
|
|
名前の 由来
|
※「Sアミーユ(登録商標)」とは、積水ハウス株式会社のイニシャルである「S」と、株式会社メッセージの商品ブランドである「アミーユ」を融合させた、新しい有料老人ホームのブランド名称
|
運営会社概要
|
|
商号
|
積和サポートシステム(株)
|
本社
|
東京都中央区日本橋小伝馬町13番4号 共同ビル6階
|
設立
|
平成17年7月1日
|
資本金
|
1億円
|
株主
|
(株)メッセージ(51%出資)
|
積水ハウス(株)(49%出資)
|
|
役員
|
代表取締役 岩本隆博
|
(メッセージ取締役戦略担当執行役員 財務経理部長 兼務)
|
|
取締役 高橋治
|
|
取締役 中坪良太郎
|
|
(メッセージ 積和サポートシステム担当本部長 兼務)
|
|
監査役 田中善秀
|
|
事業内容
|
有料老人ホーム及びサービス付き高齢者向け住宅の運営 他
|
コメントをどうぞ