(株)大山建設(高知)/自己破産へ
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舗装・土木工事の(株)大山建設(高知市仁井田2236-8、代表:大山光英)は6月27日事業停止、事後処理を石川雅康弁護士(電話088-871-7800)に一任して、自己破産申請の準備に入った。
負債額は約2億円。
同社は昭和40年創業の舗装・土木工事業者。公共投資の道路舗装工事を受注して以前は10億円以上の売上高を計上していたが、地方官庁の予算減による公共投資減で受注減少が続き、競争から採算性も悪化させ、平成27年6月期には経常利益段階で▲5千万円の赤字を露呈させるなどして、資金繰りにも窮するようになっていた。
中谷防衛大臣殿は身内の会社が過去大きく破綻したことから、地元のための国の予算取りにも力が入らぬのだろうか。
(株)大山建設の財務内容と業績 平成27年6月期/千円
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流動資産
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348,819
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流動負債
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255,475
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固定負債
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80,120
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固定資産
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127,192
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自己資本
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140,416
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(資本金)
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20,000
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総資産
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476,011
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負債+資本
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476,011
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売上高
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粗利益
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経常利益
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自己資本率
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428,842
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-1,025
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-50,090
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29.4%
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・舗装工事・土木工事。赤字が過大に発生すれば自己資本があっても資金繰りは多忙となる。ましてや、資産の中身の換金性の問題もある。
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[ 2016年6月28日 ]
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