アイコン TDK傘下のATL「ノート7」の主要電池サプライヤーに 充電60%で自動更新

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サムスン電子は、8月19日販売開始されたばかりの「ノート7」のバッテリーから出火する問題で、販売された250万台すべてをリコールしているが、韓国でソフトウェアを自動更新して、充電量を60%に制限すると発表した。
現在のところ、世界で同様なソフトの自動更新による充電量の制御を行うかは未定となっている。
韓国では、安全なバッテリーと交換した製品の提供を9月19日から開始する。
「」ノート7」は出だし評判がよかっただけに、また、本体の問題ではないため、サムスン電子はグループのサムスンSDIの電池からの出火に、大損害を受けることになった。

<サムスン電子、グループのサムスンSDIに見切りか>
サムスン電子は、アップルがiPhoneの新製品を発表する前に意識して新製品を投入しているが、今回の電池の出火問題で、販売した250万台すべてをリコールするとともに販売もできなくなり、膨大な販売機会を喪失させてしまった。

こうした中、TDK傘下で中国のアンペレックス・テクノロジー・リミテッド(ATL)は、サムスン電子「ギャラクシーノート7」向けバッテリーの主要サプライヤーとなる見通しとなった。
サムスン電子は、バッテリーが発火する危険があるとして、「ギャラクシーノート7」のリコール(無償の回収・修理)を実施している。
「ギャラクシーノート7」のバッテリーは、サムスンSDIがこれまで世界全体で約70%を供給。ATLは中国を中心に30%程度を供給していたとみられる。
サムスン電子がリコールに乗り出したあと、ATLは「ノート7」向けのバッテリーの追加注文を受けたという。
以上、ロイター参照

なお、ニュージーランドでは、サムスン電子製洗濯機が出火する事故が相次いでいるという。今年に入って18件発生している。
 サムスン電子は、利益が大幅に減少した一昨年、大量に開発用員を減らしており、そうしたことが、今回の電池や洗濯機の品質に問題を生じさせている可能性もある。
 

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[ 2016年9月14日 ]

 

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