ロシア国防省は6日、海上・潜水艦発射型の極超音速ミサイル「ツィルコン」の発射実験に成功し、7日公表した。
実験は、ロシア北西部沖の海域のフリゲート艦から発射されたミサイルが450キロ離れたバレンツ海の標的を破壊したという。
ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は、プーチン大統領への報告で、ミサイルは音速の8倍超で飛行したと説明した。
プーチン氏は「ロシア軍だけでなく、国全体にとっての偉業だ」と称賛した。
以上、
「ツィルコン」ミサイルは、1月に試射に成功させており、これまでも何回の基地から発射実験が行われてきていた。今回は艦艇からの実践方式の発射実験となった。
今後、フリゲート艦(小型艦)や潜水艦に搭載するとしており、「ツィルコン」を搭載したフリゲート艦を新たに12隻建造することを明らかにしている。