ホテル宴会場で北海道物産展 百貨店倒産、催事引き継ぐ
山形市のホテルキャッスルで15日、北海道物産展が始まった。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、飲食を伴うイベントの縮小で空いた宴会場を活用。地元百貨店の倒産により、開催場所を失った人気催事を引き継ぐ形で、同ホテルが企画した。20日まで。
昨年11月に続き2度目。約500平方メートルの会場で北海道の海産物や銘菓、加工品、ビールなど約400種類を6日間販売する。4日間で約2500人が来場した前回から期間や規模を拡大した。館内のレストランでも北海道の食材を活用した料理を提供する。
磐梯観光船、破産1年 名物船、解体の危機 2隻、引受先決まらず /福島
猪苗代湖などで遊覧船などを運航していた「磐梯観光船」が、新型コロナウイルスの影響で破産申請してから15日で1年たった。長引くコロナ禍で船の引受先が決まらず、今秋には維持費も尽きるため廃船の危機を迎えている。破産管財人の小池達哉弁護士は「次の冬は越せない。猪苗代湖の名物なので船の解体だけは避けたい」と話し、引き受け手を探し続けている。