事務用機械器具卸の(株)Sharp Document 21yoshida(所在地:宮城県仙台市若林区卸町東2-2-2 代表:吉田淳一氏ほか)と関連の(株)吉田ストア(所在地:福島県会津若松市川原町1-9 同代表ほか)は7月15日、仙台地裁ならびに福島地裁会津若松支部において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は2社合計で約106億円。
(株)Sharp Document 21yoshidaの資本金は1億1000万円、従業員が30名。
事務用機械器具卸の(株)Sharp Document 21yoshida(所在地:宮城県仙台市若林区卸町東2-2-2 代表:吉田淳一氏ほか)と関連の(株)吉田ストア(所在地:福島県会津若松市川原町1-9 同代表ほか)は7月15日、仙台地裁ならびに福島地裁会津若松支部において民事再生法の適用を申請した。
負債総額は2社合計で約106億円。
(株)Sharp Document 21yoshidaの資本金は1億1000万円、従業員が30名。
同社は平成14年10月に設立、業績が低迷する中、帝国データバンクなどによれば「今年の春頃には金融機関からの借り入れやリース債務において多額の簿外債務が発覚」したため信用失墜。
修正後の決算は債務超過となり、今回の措置となった。
(株)Sharp Document 21yoshidaの申請代理人は、みらい法律事務所の狩野直樹弁護士(電話番号:022-211-9350)が、(株)吉田ストアの申請代理人は、会津鶴城法律事務所の小池達哉弁護士(電話番号:0242-28-5640)が選任されている。
破綻 要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)Sharp Document 21yoshida |
2 |
本社 |
宮城県仙台市若林区卸町東2-2-2 |
3 |
代表 |
吉田淳一 |
4 |
設立 |
2002年10月 |
5 |
業種 |
事務用機器卸業 |
6 |
売上高 |
2019年9月期、約36億円 |
2020年9月期、約23億円 |
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7 |
破たん |
2021年7月15日 |
民事再生法の適用申請 |
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8 |
裁判所 |
仙台地方裁判所 |
9 |
申請代理人 |
狩野直樹弁護士(みらい法律事務所) |
電話:022-211-9350 |
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関連会社 |
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10 |
破綻企業名 |
(株)吉田ストア |
11 |
本社 |
福島県会津若松市川原町1-9 |
12 |
代表 |
吉田淳一 |
13 |
業者 |
事務機器卸業 |
14 |
破たん |
2021年7月15日 |
民事再生法の適用申請 |
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15 |
裁判所 |
福島地裁会津若松支部 |
16 |
申請代理人 |
小池達哉弁護士(会津鶴城法律事務所) |
電話:0242-28-5640 |
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17 |
負債額 |
(株)Sharp Document 21yoshidaが約83億円 |
(株)吉田ストアが約23億円 |
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18 |
破綻事由 |
(株)Sharp Document 21yoshidaは、シャープ製品の販売店として、札幌、郡山、埼玉、東京、横浜、大阪、福岡などに販売拠点を有し、ほかのメーカー品も含めデジタル複合機やパソコン等事務機器の販売のほか、パソコンのセキュリティシステムの販売を行い、2019年期には約36億円の売上高を計上していた。しかし、その後はオフィス需要が急減少。そうした中、簿外債務問題が浮上、簿外債務を2020年9月期の決算で計上し、約23億円の売上高に対して、特別損を約30億円計上したことから、大幅な債務超過に陥り、今回の申請となった。 なお、同社は事業譲渡を進めており、大手関連事業者も含め数社が事業買収に意欲を示しているという。 整理型の民事再生の申請となる。
(株)吉田ストアは1954年3月に食料品販売業の吉田商店として創業、 1963年12月に(株)吉田ストアとして法人化 1975年7月に事業の中心を事務機・OA機器に移行していた。親会社は同社になるようだ。 (株)Sharp Document 21yoshidaに連鎖した。 |