アイコン 追報:「築地竹若」運営の「竹若」/自己破産、倒産へ <東京> 新型コロナ関連倒産

Posted:[ 2021年7月16日 ]

続報。「銀座 松玄 凛」「竹若ベーカリー」など飲食店経営の(株)竹若(登記簿上所在地:東京都中央区築地4-7-5 代表:諏訪部浩通)は7月16日、破産申請に向けた事後処理を弁護士に一任した。

担当弁護士には中西康晴弁護士(電話番号:03-3515-2251)ほかが任命されている。

負債総額は約10億円。



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破綻 要約版

1

破綻企業名

(株)竹若

2

本社

東京都中央区築地4-7-5

3

代表

諏訪部浩通

4

設立

1988年2月

5

業種

築地の日本料理店

6

売上高

2018年1月期、約22億円

7

破たん

2021年7月14日

自己破産へ

8

裁判所

東京地裁

9

負債額

約10億円

10

破綻事由

同社は日本料理店やすし店を14店舗展開、売上高は2018年期に約22億円計上していたものの、不採算店の閉鎖による除却損などから利益は僅少に推移していた。そうした中、防疫対策も経済も大事だとして、結果、長期にわたり飲食店業界を新コロナが直撃、同社も今年3月に全店休業に追い込まれ、動向が注目されていた。

なお、同社は2020年2月、JQ上場のあさくまが完全子会社にし、親会社となったあさくまが(株)竹若は自己破産すると発表したもの。あさくまにしても新コロナがこんなに大事なるとは当時思ってみなかったことだろう。あさくまは私的整理を債権者に求めたが、債権者が難色を示し、今回、自己破産の準備に入った。

 

 

 


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