続報。事務用機械器具卸の(株)Sharp Document 21yoshida(所在地:宮城県仙台市若林区卸町東2-2-2 代表:吉田淳一氏ほか)は8月10日付、仙台地裁において再生手続きの開始決定を受けました。官報より参照。
負債総額は2社合計で約83億円。
(株)Sharp Document 21yoshidaは、シャープ製品の販売店として、札幌、郡山、埼玉、東京、横浜、大阪、福岡などに販売拠点を有し、ほかのメーカー品も含めデジタル複合機やパソコン等事務機器の販売のほか、パソコンのセキュリティシステムの販売を行い、2019年期には約36億円の売上高を計上していた。しかし、その後はオフィス需要が急減少。そうした中、簿外債務問題が浮上、簿外債務を2020年9月期の決算で計上し、約23億円の売上高に対して、特別損を約30億円計上したことから、大幅な債務超過に陥り、今回の措置となった。