アイコン 水産加工品製造の「久一米田商店」/民事再生開始決定 <函館> 負債21億

Posted:[ 2021年8月25日 ]

水産加工品製造の(株)久一米田商店(所在地:北海道函館市川汲町1395 代表:米田澄一氏ほか)は8月20日、函館地裁において再生手続き開始決定を受けた。

負債総額は約21億円。



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資本金は1000万円。

同社は昭和19年創業、昭和60年1月に法人化へ、近年の漁獲不漁から業績が低迷する中、自力での事業継続を断念し、今回の措置となった。

申請代理人は弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所の神戸俊昭弁護士(電話番号:011-241-7770)が、監督委員にはつつじ法律事務所の吉田昌洋弁護士(電話番号:0138-83-5631)が選任されている。

 


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破綻 要約版

1

破綻企業名

(株)久一米田商店

2

本社地

北海道函館市川汲町1395

3

代表

米田澄一

4

設立

1985年1月

5

創業

1944年

6

資本金

1000万円

7

業種

水産加工会社

8

売上高

以前のピーク期、約33億円

2021年4月期、約11億円

9

破たん

2021年8月20日.

民事再生法の適用申請

10

裁判所

函館地方裁判所

11

申請代理人

神戸俊昭弁護士(神戸・万字・福田法律事務所)

電話:011-241-7770

12

監督員

吉田昌洋弁護士(つつじ法律事務所)

電話:0138-83-5631

13

負債額

約21億円

14

破綻事由

同社はホタテ、サケ、タラなど魚介類の水産加工会社。設備投資を拡大して海外産魚介類の加工も手がけていた。しかし、地球温暖化に伴う漁獲高の減少から材料仕入れコストが高騰、同社は採算性を悪化させ、売上高も減少していた。過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、今回の申請となった。

同社はまだ売上高が約11億円前後あり、資金繰りの悪化原因となっている借入金を何とかすれば、民事再生は可能と見られる。

 


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