水産加工品製造の(株)久一米田商店(所在地:北海道函館市川汲町1395 代表:米田澄一氏ほか)は8月20日、函館地裁において再生手続き開始決定を受けた。
負債総額は約21億円。
水産加工品製造の(株)久一米田商店(所在地:北海道函館市川汲町1395 代表:米田澄一氏ほか)は8月20日、函館地裁において再生手続き開始決定を受けた。
負債総額は約21億円。
資本金は1000万円。
同社は昭和19年創業、昭和60年1月に法人化へ、近年の漁獲不漁から業績が低迷する中、自力での事業継続を断念し、今回の措置となった。
申請代理人は弁護士法人神戸・万字・福田法律事務所の神戸俊昭弁護士(電話番号:011-241-7770)が、監督委員にはつつじ法律事務所の吉田昌洋弁護士(電話番号:0138-83-5631)が選任されている。
破綻 要約版 |
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1 |
破綻企業名 |
(株)久一米田商店 |
2 |
本社地 |
北海道函館市川汲町1395 |
3 |
代表 |
米田澄一 |
4 |
設立 |
1985年1月 |
5 |
創業 |
1944年 |
6 |
資本金 |
1000万円 |
7 |
業種 |
水産加工会社 |
8 |
売上高 |
以前のピーク期、約33億円 |
2021年4月期、約11億円 |
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9 |
破たん |
2021年8月20日. |
民事再生法の適用申請 |
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10 |
裁判所 |
函館地方裁判所 |
11 |
申請代理人 |
神戸俊昭弁護士(神戸・万字・福田法律事務所) |
電話:011-241-7770 |
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12 |
監督員 |
吉田昌洋弁護士(つつじ法律事務所) |
電話:0138-83-5631 |
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13 |
負債額 |
約21億円 |
14 |
破綻事由 |
同社はホタテ、サケ、タラなど魚介類の水産加工会社。設備投資を拡大して海外産魚介類の加工も手がけていた。しかし、地球温暖化に伴う漁獲高の減少から材料仕入れコストが高騰、同社は採算性を悪化させ、売上高も減少していた。過去の設備投資にかかわる借入金も大きく、今回の申請となった。 同社はまだ売上高が約11億円前後あり、資金繰りの悪化原因となっている借入金を何とかすれば、民事再生は可能と見られる。 |