アイコン ウェットテッシュ卸販売の「宇和特紙」、「クリンテック」/民事再生申請 <愛媛>

Posted:[ 2021年8月31日 ]

宇和特紙(株)(所在地:愛媛県西予市宇和町皆田1506)と関連の(株)クリンテック(登記簿上所在地:愛媛県四国中央市金生町山田井1734-1)は8月30日松山地裁において民事再生法の適用を申請した。

負債総額は2社合計で約20億円。

以下要約。



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破綻要約版

1

破綻企業名

宇和特紙(株)

2

本社地

愛媛県西予市宇和町皆田1506

3

代表

大西和人

 

関連会社

4

破綻企業名

(株)クリンテック

5

本社地

愛媛県四国中央市川滝町下山2274-3

6

代表

大西翔太

7

業種

ウェットテッシュの卸販売会社

 

宇和特紙(株)について

8

設立

1988年1月

9

資本金

1000万円

10

業種

ウェットテッシュの製造等

11

売上高

2015年12月期、約7億円

2020年12月期、約13億円

 

共通

12

破たん

2020年8月30日

民事再生法の適用申請

13

申請代理人

籠池宗平弁護士(籠池法律事務所)ほか

電話:0877-23-2620

14

監督員

中村正夫弁護士(中村法律事務所)

電話:089-933-0054

15

裁判所

松山地方裁判所

16

負債額

2社計約20億円

17

破綻事由

宇和特紙は紙加工品の製造会社、ウェットテッシュ等衛生や台所用などの各種不織布製品を製造会社。ただ、不織布は新コロナ事態でマスク需要に原布が急騰、昨年は売上高は上昇したものの、採算性は低く、設備投資にかかわる借入金も大きいなか、業績の向上にはいたらなかった。そうした中、今年7月負債約10億円を抱え経営破たんした(株)いしだ屋に多額の焦げ付きが発生、資金繰りに窮し、今回の民事再生の申請となった。

ウェットテッシュのニーズは高く、原布の仕入れと販売先が継続すれば、再建は可能と見られる。クリンテックは宇和特紙に連鎖した。

 

 


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